12 8 JITアップグレードを使ってバージョン13にアップグレードする

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12.8 JITアップグレードを使ってバージョン13にアップグレードする

まず最初に、アプリケーション・サーバーをバージョン13にアップグレードします。V13アプリケーションが作成され、上記に記載した通りにセットアップされるまで、V12のクライアントにV12パッケージのアップグレードを提供し続けます。V13パッケージのアプリケーション名がV12パッケージと同じであることが重要です。配布ツールで提供された機能を使ってV12アプリケーションをV13に変換すると自動的に同じ名前が付けられます。詳細については、 「V13以前のテンプレートを変換」 を参照してください。

MSIファイルが正しい場所に入れられた後にV12クライアントが接続すると、V13サーバーはV13パッケージが利用可能であることを検出し、パッケージをダウンロードします。V12パッケージのダウンロードはしなくなります。

背後では、V13サーバーはいつでもMSIファイルを実行するクライアントにSETUP.EXEを提供します。提供されるとMSIパラメータのカスタマイズが可能になりますが、V12クライアントがV13パッケージをインストールできることが重要です。V12クライアントはSETUP.EXEのみ実行するからです。さらに、クライアントがV12の場合、x_apps\<アプリケーション名>\boot\cab2\build.datファイルがクライアントに転送されます。
ファイルがV12クライアントに転送されると SETUP.EXEが実行されます。内部のビルド番号(例:4051)がクライアントが使っている番号(例:4050)より新しいためです。