8.1.3 [JIT]
JITオプションを設定するのは、エンドユーザーがアプリケーションを開始する時にアプリケーションのアップグレードをセントラル・サーバーから自動で配布する場合です。変更を手作業またはDVDやネットワーク経由で配布する場合は、このJITオプションは無視できます。
JITのオプションと設定を選択する前に「JITアップグレードの手引き」の推奨事項を参照してください。
[アップグレード オプション (UPGD)]
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アプリケーション・サーバーからのJITアップグレードの方法を以下のオプションを使って指定します。 [アップグレードなし] - JITアップグレード処理はなし。 [新しいバージョン/パッチ] - 新しいバージョンまたはパッチのコピーを取得します。 省略値:[アップグレードなし] |
[パッケージの導入 (INST)]
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[現行のアプリケーション] - アプリケーションを実行する前に現行アプリケーションの導入されていないパッケージをすべてインストールする。 [パッケージを導入しない] - パッケージをインストールせずにアプリケーションを実行する。 省略値:[現行のアプリケーション] 実行するプロセスまたは実行するフォームに指定がない場合、プロセスは自動的に*INSTALLに設定されます。このとき、パッケージの導入 にパッケージを導入しないが設定されていてもパッケージはインストールされます。 |
[スタンドアロン導入 (UPSI)]
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このオプションは、パッケージの導入の際に、すべてのユーザーをLANSAシステムから切断する必要があるかどうかを指定します。アプリケーションをアイコンから開始するときに開始プロセスに追加されます。 [はい] - パッケージを導入する前にシステムにアクティブ・ユーザーがいないようにします。接続しているユーザーがいる場合、パッケージは、導入またはアップグレードされません。 [いいえ] - パッケージが導入またはアップグレード中でもユーザーの接続は保持されます。通常これは、ネットワーク・クライアントまたはスタンドアロン・システムにパッケージを導入する場合にのみ適しているオプションです。 [プロンプト] - パッケージを導入またはアップグレードする前に、一部のアプリケーションがアクティブな場合、ユーザーにプロンプトを表示します。 省略値:[はい] |
[アプリケーション サーバー名 (ASLU)]
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省略値:[なし] JITアップグレードが置かれるアプリケーション・サーバーの名前(ASLU)を指定します。詳細は、『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の 「PSXX=パラメータ」の「PSLU=」の項目を参照してください。 |
[アプリケーション サーバーのユーザー (ASUS)]
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省略値:[ユーザー] アプリケーション・サーバーへの接続に使用するユーザー名を指定します。詳細は、『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の 「PSXX=パラメータ」の「PSUS=」の項目を参照してください。 LANSAユーザーと同じ値の場合、このオプションを指定する必要はありません。 |
[アプリケーション サーバーのパスワード (ASPW)]
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省略値:[なし] アプリケーション・サーバーへの接続に使用するパスワードを指定します。 |
[クライアントからサーバーへの変換テーブル (ASCT)]
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省略値:[なし] 詳細は、『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の 「PSXX=パラメータ」の「PSCT=」の項目を参照してください。 |
[サーバーからクライアントへの変換テーブル (ASST)]
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省略値:[なし] 詳細は、『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の 「PSXX=パラメータ」の「PSST=」の項目を参照してください。 |
[接続失敗時の操作 (UPCF)]
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アプリケーション・サーバーへの接続に失敗したときの対応を指定します。 [終了] - アプリケーションのアップグレードを終了して、アプリケーションを終了する。 [継続] - アプリケーションのアップグレードは終了するが、アプリケーションの実行は継続する。 [プロンプト] - プロンプトを表示して必要な対応をユーザーに確認する。 省略値:[プロンプト] |
[ダウンロード失敗時の操作 (UPDF)]
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アプリケーション・サーバーからのダウンロードに失敗したときの対応を選択します。 [終了] - ダウンロードを直ちに終了して、アプリケーションを終了する。 [継続] - ダウンロードは直ちに終了するが、アプリケーションの実行は継続する。 [プロンプト] - プロンプトを表示して必要な対応をユーザーに確認する。 省略値:[プロンプト] |
[アプリケーション サーバーの信頼済み接続 (ASTC)] |
[はい]- CONNECT_SERVER組み込み関数を呼び出す際に、Kerberos 認証を使用する。 [いいえ]- CONNECT_SERVER組み込み関数を呼び出す際に、Kerberos 認証を使用しない。 省略値:[いいえ] 詳細は、『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の 「PSXX=パラメータ」の「PSTC=」の項目を参照してください。 |