8 1 5 データベース

LANSA

8.1.5 [データベース]

以下のオプションでは、データベースの有無とデータベースに対する接続をパッケージがチェックするかどうかを制御します。データベース・オプションは、配布されたアプリケーションがローカル・データベースを使用する場合にのみ関連します。

Sybase ASAデータベースのインストールとアップグレードは、配布ツールでサポートされなくなりました。

データベースのX_RUNデータベース引数の詳細については、『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「DBID、DBUT、DBII、DBITパラメータ」を参照してください。

[DBMS タイプ (DBUT)]

 

インストールするDBMSタイプをリストから選択します。

[データベースなし] 

[MS SQL Server]

[Oracle] 

[Sybase ASA] 

省略値:[データベースなし]

このオプションを[データベースなし] に設定した場合、導入処理で自動的にDBII=*NONEが設定され、その他のデータベース・オプションはすべて無視されます。

[データ・ソース名 (DBII)]

 

パッケージを受け取るときのデータベースのデータ・ソース名。

省略値:[省略値]

データベースが必要ない場合は、データ・ソース名 (DBII)を[省略値]のままにして、 [DBMS タイプ (DBUT)][データベースなし]に設定します。

データ・ソース名を[省略値]に設定した場合、インストールは、[アプリケーションの記述]を使ってデータ・ソース名を作成しようとします。この値を使ったデータ・ソース名が既にある場合、そのデータ・ソース名が使われます。

 

[データベース ユーザー (DBUS)]

データベースへの接続に使用するデータベース・ユーザー。

省略値:[省略値]

指定したデータ・ソース名がすでにターゲット・システムで定義されており、データベース ユーザーに*DEFAULTが設定されている場合、データベース・ユーザーは既存のデータ・ソース名から抽出されます。

指定したデータ・ソース名がすでにターゲット・システムで定義されており、データベース ユーザーに*DEFAULT以外の値が設定されている場合、データ・ソース名の定義は指定したデータベース・ユーザーで更新されます。

指定のデータ・ソース名が存在しない場合、パッケージのインストーラは、指定のデータベース・ユーザーとデータベース・パスワードを使用してデータ・ソース名を作成します。データベース・ユーザーに特別な値 *DEFAULT が設定されている場合には、ユーザーは次のように設定されます。

MS SQLサーバー - sa 

Oracle -  SYSTEM 

Sybase ASA (すべてのバージョン) - DBA 

[データベース・パスワード (PSWD)]

 

データベースへの接続に使用するパスワード。

省略値:[省略値]

指定したデータ・ソース名がすでにターゲット・システムで定義されており、データベース・パスワードに*DEFAULTが設定されている場合、データベース・パスワードは既存のデータ・ソース名から抽出されます。

指定したデータ・ソース名がすでにターゲット・システムで定義されており、データベース パスワードに*DEFAULT以外の値が設定されている場合、データ・ソース名の定義は指定したデータベース・パスワードで更新されます。

指定のデータ・ソース名が存在しない場合、パッケージのインストーラは、指定したデータベース・パスワードを使用してデータ・ソース名を作成します。データベース・パスワードに特別な値*DEFAULTが設定されている場合には、パスワードは次のように設定されます。

MS SQLサーバー - "" (空の文字列)

Oracle - MANAGER  

Sybase ASA 9 - SQL  

Sybase ASA 10 – sql  

Sybase ASA 11 – sql  

[データベース・サーバー名 (DBSV)]

 

データベース・サーバーの名前。

省略値:[省略値]

新しいデータ・ソース名がパッケージのインストールで生成される場合、ここに*DEFAULTが設定されていると、データベース・サーバー名にはデータ・ソース名と同じ値が設定されます。

既存のデータ・ソース名が使用される場合、ここに*DEFAULTが設定されていると、既存のデータ・ソース名からデータ・サーバー名を使用します。

[データベース名(DBAS)]

 

Adaptive Server AnywhereまたはMS SQLサーバー・データベースのインストール時に使用するデータベース名。

省略値:[省略値]

新しいデータ・ソース名がパッケージのインストールで生成される場合、省略値では、データベース名にデータ・ソース名と同じ値が設定されます。

既存のデータ・ソース名が使用される場合、ここに*DEFAULTが設定されていると、既存のデータ・ソース名からデータベース名を使用します。

[信頼関係を使用 (DBTC)]

MS SQL サーバー・データベースに接続する際にWindows認証を使用する必要があるかどうかを指定できます。このオプションは、MS SQLサーバーまたはSybase ASAデータベースにのみ関連します。

[はい] - Windows認証を使用します。この場合、データベース・ユーザーとデータベース・パスワードは無視されます。

[いいえ] - Windows認証を使用しません。この場合、指定したデータベース・ユーザーとデータベース・パスワードを使用してデータベースに接続します。

省略値:[はい]

[ユーザー・データベースセットアップ (SUDB)]

 

この値は通常[いいえ]として設定されます。 企業のアプリケーション、つまり共通のデータベースを使うアプリケーションをインストールする場合は, アプリケーションを最初にユーザーのコンピュータにインストールする時のみ導入処理の一部としてデータベースのセットアップが必要です。.

最初のインストールが[いいえ]の設定を上書きするようにするには、[インストール時のプロンプト]オプションを選択する必要があります。

[はい] - バージョンまたはパッチと一緒に提供されるファイルとファイル・データを指定されたデータベースにインストールします。インストールによってデータベースは作成されません。

[いいえ] – データベースは変更されません。

省略値:[いいえ]

注 - この設定はユーザー・インストール実行時のみ適用されます。管理者インストールはこの設定を参照しません。