11.1 LANSA for the Webの配布の考慮事項
- ·LANSA for the Webアプリケーションでは、2つの異なる場所- Webサーバーとデータ・アプリケーション・サーバー-にオブジェクトを配布する必要があります。 配布を開始する前に、アプリケーションで使用するオブジェクトをどちらの場所に配布すべきかを把握することが重要です。
- 配布したアプリケーションで使用されるWebサーバーのインストールと構成を手動によるステップで完了する必要があります。例えば、Webサーバーで必要なEPCのインストールなどを行います。
- Windows Webサーバーをインストールする場合、Web Administrator、IISプラグイン、Webイメージ、LANSA Open、 LANSA Communicationsのインストールが必要です。
- Webサーバーとデータ・アプリケーション・サーバーを同じコンピューターにインストールする場合、ソフトウェアの個別のアップデートを簡単にするため、それぞれを異なるディレクトリにインストールすることをお勧めします。こうすることにより、アプリケーションの有効期間を通じて問題の解決が容易になります。
- Web構成のユーザーIDでデータ・アプリケーション・サーバーにログインできるようにし、そのIDをユーザー・グループ"LANSA Users"のメンバーにしてください。
- アプリケーション・データベースを手動で作成し、構成してください。データベースの使用に必要なユーザー・プロファイルがすべて認可されていることを確認してください。
- LANSAで提供されているウェブレット(通常はウェブレット std_*)または外部リソース (XW* ) を選択されたオブジェクトまたは相互参照オブジェクトとして配布するときは、パッケージが、これらのオブジェクトの適切なバージョンがインストールされた環境で生成されたものであることを確認してください。
- バージョンまたはパッチを作成するときは、例えばウェブレットstd_*や 外部リソースXW*のようなLANSAで提供されている正しいバージョンのオブジェクトが配布されるように注意してください。
- WAMまたはWEBEVENT関数は、 ブラウザー内で配布パッケージから自動的に起動することはできません。
- URLショートカットを作成し、[特別な処理のファイル]オプションを使ってWebアプリケーションを起動することができます。
- ユーザーのLANSA Webアプリケーションのランタイム・ライセンスを要求する時は、アプリケーションがインストールされるWindowsサーバーのCPUの詳細を提供してください。この詳細は同梱されている X_CPU というLANSAユーティリティを使用して入手できます。詳細については、「LANSAサポートウェブサイト」を参照してください。
- ランタイム環境での現在のライセンスを確認するには、*LICENSESプロセスを実行してください。
- LANSAの X_CPUユーティリティおよび *LICENSESプロセスはLANSAランタイムを配布する時に追加されます。
- テンプレート XWAMENB が作成され、WAMアプリケーションの配布をサポートします。
- Webサーバーのインストールの詳細については、『IBM i LANSAインストールガイド』 または 『Windows LANSAインストールガイド』を参照してください。