5 1 配布ツールの環境

LANSA

5.1 配布ツールの環境

配布ツール・アプリケーションの作成には以下の構成が推奨されます。

開発用PC

Visual LANSAスレーブ・システムを、進行中のアプリケーション開発用PCにインストールします。

開発者が1人だけの場合は、スタンドアロン・システムを使用できます。

マスター・リポジトリ

すべての開発作業をマスター・リポジトリに保存してください。

 

開発システム

別のマスター・リポジトリのある、別の開発システムを使用して、進行中の開発が誤ってパッケージに含まれないようにすることをお勧めします。

アプリケーション・サーバー

アプリケーション・サーバーは単純なファイル・サーバーなので、強力なプロセッサは必要ありません。

パッケージを配布してテストを実施すれば、導入先PCにインストールする準備ができます。パッケージの再生成や変更が誤って行われないように、別のアプリケーション・サーバーを使用することをお勧めします。

アプリケーション・サーバーをJIT処理に使用する場合、導入先PCからのアップグレードの要求を待ってから、導入先PCにパッケージを必要に応じてインストールします。

JIT処理を使用しない場合、導入先PCへのパッケージのインストールを手動で開始する必要があります。

5.1.1 ワークステーションをサーバーとして使用する」も参照してください。

導入先PC

パッケージをインストールしてアプリケーションを実行するPCです。

パッケージやインストール・プロセスのテストに使用するPCなどです。

 

MS SQL データベース・ライセンス

開発用PCと配布システム

Visual LANSA開発ライセンスを持っているVisual LANSA開発者には、MS SQLデータベース・サーバー・ソフトウェアの使用が許可されます。このことは、Visual LANSAのインストール先がネットワーク・システム、スタンドアロン・システムに関係なく適用されます。

導入先PC

MS SQLソフトウェアを使用してアプリケーションを配布する場合は個別のライセンスが必要です。