17.1 Windows インストーラー・ファイルのインストール
バージョンが正常に生成されると、MSIファイルが作成されます。サーバー・インストール、クライアント・インストール、ネットワーク・クライアントやその他のバリエーションでのアプリケーションのインストールに必要なオブジェクトをすべて含んでいます。
同様にパッチが正常に生成されると、MSIファイルが作成されます。MSPは、MSIファイルを使って以前にインストールされたアプリケーションの上にインストールする必要があります。パッチをインストールする場合、新しいまたは変更されたオブジェクトのみがインストールされます。パッチに含まれている変更のないオブジェクトは再インストールされません。オブジェクトが変更されたかどうかは、出荷されたDLLのファイル・バージョン番号によって判断されます。詳細については、「DLLバージョン情報の設定 」を参照してください。
配布ツールの生成処理で生成されたMSIまたはMSPファイルは、自動的にMicrosoft Windows インストーラー処理(msiexec.exe)に関連付けられます。次のようにするとインストールを開始することができます。
または、
すべての配布ツールインストールは、自動的にインストールの動作をエンドユーザーが定義した %TEMP% フォルダのMSI*.logファイルにログします。 例としてMSI2ce4c.logがあります。
アプリケーションがインストールされるだけではなく、各アプリケーションについて、会社とアプリケーションの記述をフォルダ名に使ったWindowsの標準のプログラム・メニュー・フォルダも作成されます。これは、同じ会社の記述を使って生成され、同じPCにインストールされたアプリケーションはすべてグループ化されるということを意味しています。