16.3 配布済みアプリケーションのトラブルシューティング
配布済みアプリケーションが正常にインストールまたは更新された後、アプリケーションの実行時に問題が発生した場合は、他のVisual LANSAアプリケーションの場合と同様、x_err.log を参照します。警告か致命的エラーなのかを具体的に確認します。
この x_err.log ファイルは、エラー発生時に自動的に生成され更新されます。これは、開発環境でもLANSAアプリケーションの実行時も同じです。
x_err.log について役立つ情報
- すべてのVisual LANSA アプリケーションで、エラー発生時に x_err.log が生成されます。
- x_err.log は、通常、ユーザーの一時ディレクトリにあります。ただし、ユーザーのPC構成によっては他の場所になる場合があります。x_err.log を探す一番の方法は、ハード・ディスクを検索することです。
- 新しいエントリーはx_err.log ファイルの末尾に追加されます。このため、長時間が経過すると、x_err.logファイルのサイズはかなり大きくなります。ですから、x_err.log ファイルを定期的に削除し、古いエントリーを消去することをお勧めします。
- 配布ツールを使用する場合、パッケージ作成時にLANSAアプリケーション・エラーが発生する場合にのみ x_err.log ファイルが検出されます。パッケージの作成に関するメッセージは、別ファイルのlpcreate.logに記録されます。詳細については、「パッケージの生成ログ」を参照してください。
- クライアント/サーバー環境では、エラー発生時にアプリケーションがクライアント側で実行されていると、 [致命的 エラー] ダイアログ・ボックスに詳細が表示されます。ただし、(CONNECT_SERVER経由で) X_RUNをサーバーで実行している場合、サーバーはクライアントでダイアログを開始できません。 この場合、詳細のログは x_err.log ファイルに記録されます。
詳細については、『Visual LANSA 管理者ガイド』の「トラブルシューティング」を参照してください。