5. 配布の計画
配布ツール・アプリケーションを作成する前に、作成したVisual LANSAアプリケーションの最適な配布構成がどのようなものかを検討します。
配布は「すべての内容を取得して移動するだけ」ではなく、それよりも複雑なものであることを理解してください。配布を成功させるには、理解と計画、徹底的なテストの実行が必要です。
以下の質問を検討してから開始します。
- どこにアプリケーションをインストールしますか?
- クライアントですか?サーバーですか?スタンドアロンですか?
- Windowsですか?Linuxですか?
- どのようにして アプリケーションのインストールと以降のアップグレードの適用を行いますか?
- MSIまたはMSPファイルですか?
- ユーザーごとにですか?コンピュータごとにですか?
- JITアップグレードを使用しますか?
- SCCM による統合ですか?
- 開発環境に実行しますか?
- アプリケーションのさまざまなパーツを異なるコンピュータに配布する必要がありますか?
- アプリケーションをどのようにデータベースに接続しますか?
- 自分のアプリケーションの雛形に適したテンプレートがありますか?
上記の質問すべてに回答できれば、アプリケーションを配布する準備ができています。
上記の質問に回答できなかった場合、配布の内容をさらに明確に把握してから進めてください。
最小のサポートされた構成を確立する
自分のソリューションに実際に必要な最小の構成を正式に定義してください。
- 最小のハードウェア要件
- 最小のソフトウェア要件
- 最小のネットワーク能力
- 最大データ量
最小のサポートされた構成では次のことができます。
- ソリューションにかかる全体的なコストについて十分に情報を得た上で決定ができます。
- ソリューションの配布または後から加えられたパッチやホットフィックスをテストする際に必要な環境を確立します。
- 経営陣に"最小のサポートされた構成以下"のソリューションを導入した場合のリスクを認識してもらいます。
コンピュータごととユーザーごとの導入の影響