14 2 2 翻訳アプリケーションの実行とオブジェクトの翻訳

LANSA

14.2.2 翻訳アプリケーションの実行とオブジェクトの翻訳

ステップ              

方法

1. 翻訳アプリケーションの起動

  • Visual LANSA にログオンします。インポートするオブジェクトを編集できる権限がある、もしくは機密保護担当者でログインしていることを確認してください。
  • [ツール] リボンから [翻訳]  を選択します。
  • 2. オブジェクト翻訳情報のロード

    インターフェースが起動されると、[翻訳言語の選択]ダイアログが自動的に表示され、最後に使用されたパスから翻訳ファイルをロードしようと試みます。これまでこのユーティリティを使用したことがなければ、翻訳ファイルの省略値の場所は区画のソースディレクトリになります。

    選択可能な翻訳言語はパッケージ作成時の言語に基づいています。

    注: 指定された場所にtl*.txt 翻訳ファイルがない場合には、エラーとなり、選択可能な言語がなくなります。[パスからロード] の入力内容を翻訳ファイルのあるパスに変更するか、翻訳ファイルを指定されたパスに移動して、再度ファイルを開いてみてください。翻訳ファイルには、TLLANGS.dat というファイルが含まれていなければなりません。

    翻訳処理を続行する場合、[OK] をクリックします。

    [ベース言語]

    ベース言語はアプリケーションの開発で通常使用している言語です。入力された言語により、翻訳の基となるファイルが決まります。このファイルからの値は[オブジェクト詳細の翻訳]ダイアログの上半分に表示されます。

    [翻訳する言語]

    新しい翻訳の言語を選択します。翻訳に使用できる言語は、ソースLANSAシステムに基づき、翻訳ファイルTLLANGS.txt により提供されます。

    3. リポジトリ・オブジェクト詳細の翻訳

    翻訳するLANSAオブジェクトを含めた場合でも、ウィンドウ左側にあるオブジェクト・リストに沿って作業するだけです。

    各オブジェクトを選択すると、ベース言語のテキストがウィンドウの上部に表示され、翻訳が必要な入力テキストは下部に表示されます。

    翻訳された記述がベース言語の記述よりも長い場合には、赤で強調表示されます。

    念のため、翻訳は定期的に [保存] するようにしてください。

    4. 翻訳の保存

    全てのオブジェクトを翻訳したら、翻訳を[保存] し、ファイルは [閉じる] で閉じます。

    ファイルを保存せずに閉じた場合、入力した翻訳は失われてしまいます。変更を保存していない場合は警告が表示され、変更を保存するオプションが示されます。

    5. 翻訳の圧縮

    翻訳ファイル tl*.txt を任意で [圧縮] します。

    6. 翻訳ファイルの返却

    開発環境へ取り込むため、生成されたzipファイル tlfiles.zip もしくは圧縮していない翻訳ファイル tl*.txt を戻します。

     

     

    開発環境へのファイルの統合については、「14.3 該当言語の翻訳のロード」で説明されています。.