7.3.1 導入オプションの編集
パッケージ保守ウィンドウに表示される値はすべて確認でき、ほとんどの場合で変更できます。以下の方法でパッケージを作成した場合:
- 配布テンプレートを使うと、テンプレートでオプションを表示のみにするか変更可能にするかを制御することができます。
- 配布テンプレートを使わないと、省略値が表示されます。
一度変更されたオプションは、背景が灰色になり、テキストが黒く変わるので変更されたことが分かります。
テンプレートであらかじめ設定されているように、特定の値に事前に設定されて変更できないオプションは、背景とテキストが灰色で表示されます。
テンプレートであらかじめ設定されているように、入力が必要なオプションは、背景が灰色でテキストが黒く表示されます。詳細については、「配布テンプレートのオプションと設定」を参照してください。
オプションの多くは特定の実行パラメータと直接結び付きます。相当するX_RUNパラメータはオプションの説明の最後に記述されています。X_RUNコマンドとパラメータの使用の詳細については、『LANSA テクニカル リファレンス ガイド』の「X_RUNコマンドの使用」を参照してください。
重要 - 導入オプションの省略値は、角括弧で囲みます。例えば、言語 (LANG)の省略値は[現行]です。使用する導入オプションの値を角括弧で囲まないでください。囲んだ場合、パッケージのインストール時にそのオプションは無視され、該当オプションの配布ツールの省略値に戻ります。
パッケージ保守ウィンドウでオプションの値を設定するには、以下の操作を行います。
ステップ |
方法 |
1 オプションをダブルクリックする |
バージョンを作成するか、開きます。表示されたパッケージ保守ウィンドウのオプションに関連付けられたフォントと強調表示に注意してください。パッケージがテンプレートをベースに作成された場合、テキストは標準の黒、背景は白のエントリーのみになります。 オプションをダブルクリックして、値と表示の設定を確認します。例えば、オプション[実行するフォーム]をダブルクリックします。
特定のオプションについては、「8.1 導入オプション」を参照してください。 |
2 値の省略値をセットアップする |
必要な値とオプションを選択または入力するためのダイアログ・ボックスが表示されます。 [値]タブでは、パッケージのインストール時に適用される省略値を指定できます。 [実行するフォーム(FORM)]などのように、フリーフォーマット入力のオプションの場合、編集ボックスが表示されます。パッケージのセットアップとインストール時に適用する値に変更します。
この場合、セットアップの実行時にこの値のプロンプトを表示してインストール実行時に変更できるようにするかどうかも決定できます。一部のオプションには、[X_START のプロンプト]も含まれます(関連する場合)。 使用する導入オプションの値を角括弧で囲まないでください。 インストール時のプロンプトパッケージをインストールする場合、このオプションの値を入力または確認するプロンプトが表示されます。値がパスワード(PSWD、PSPWおよびASPW パラメータ)の場合、省略値は '*password_optional'に設定されます。インストール時にパラメータの値がない場合、省略値は*optional_data_'に設定されます。詳細については、 『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「8.1.8 [インストール ダイアログ]」と「コマンドと特殊変数」を参照してください。 X_START のプロンプト(通常はデスクトップ・アイコンから) X_RUNを使用してアプリケーションを実行する場合、アプリケーションの起動時にX_STARTの値のプロンプトが表示されます。入力した値は、X_STARTプロンプトの省略値として使用されます。通常の場合、このオプションは選択すべきではありません。 注 - オプションの[インストール時のプロンプト]を指定した場合、対応するダイアログ、インストールのダイアログの表示に[はい]を設定する必要があります。この設定をしないとオプションのプロンプトは表示されません。 あらかじめ定義された値のリストがオプションにある場合、一連のラジオ・ボタンが[値]タブに表示されます。
ヒント - 前のダイアログを閉じずに、続きのオプション・ダイアログを開くことができます。現在のダイアログは、新しく開いたダイアログで置き換えられます。 |