13.5.1 XACTIVEX - ActiveXコンポーネントとしてラッピングされた公開LANSAコンポーネント
このテンプレートは、Microsoft WindowsのActiveXコントロールとして公開されるVisual LANSAコンポーネントの配布に役立ちます。導入先PCにはVisual LANSAがインストールされていないことが前提になっています。
このテンプレートの目的はActiveXコンポーネントの公開のみのため、いくつかのオプション・グループが非表示になっています。
このテンプレートで最も重要な点は、インストール後に実行するコマンドとコンポーネント・サポートの配布の選択です。
パッケージ・インストールのアフター・コマンドは次の処理を実行します。
- ターゲット・システムでActiveXを使用するためのLANSAコンポーネントの登録
- LANSAコンポーネントの実行に必要なセッション構成ファイルの自動作成
アフター・コマンドを修正してActiveX DLLを正しく特定し、関連付けられたコマンドのコメントを解除する前に構成ファイルの設定を必要に応じて変更します。
パッケージには以下の設定があります。
- コンポーネント・サポートの配布
- サーバー・サポートの配布 (またはx_dll.dllをLANSA以外のオブジェクトとして含める)
ActiveXの機能にデータベースへのアクセスが必要な場合、以下の設定も検討してください。
- システム定義の配布
- 配布区画定義
- 実行環境データベース・サポートの配布
コンポーネント・サポートの配布にはX_ActiveX.dll と X_RunDllServer.dll が含まれますが、LANSA ActiveXを使用するためにはこれらのDLLを登録する必要があります。このステップの説明はテンプレートのアフターインストール・コマンドにあります。UACの下でインストールする場合は、DLLを登録するために管理インストールが必要です。
その他の設定も必要に応じて構成してください。
詳細については、「ActiveX用に発行されるLANSAコンポーネントの配布」を参照してください。