データマトリックスリーダ

NI Vision Assistant

データマトリックスリーダ

データマトリックスバーコードをデコードする

メインタブ

以下のコントロールは、メインタブで使用できます。

  • ステップ名―ステップに付ける名前。
  • 関心領域を再配置―有効な場合、ステップは、前回のステップで作成した座標系に基づいて関心領域を動的に再配置します。
  • 基準座標系の基点―関心領域をリンクしたい座標系。
  • 読み取ったコード―ステップで読み取られたコード。
  • 反復―マトリックスの検出を試みる操作でステップが実行した反復回数。この数が最大反復数と等しく、ステップがマトリックスの検出に失敗した場合、最大反復数の数値を増加させることでマトリクスを検出できる場合があります。
  • 経過時間―ステップがコードの読み取り操作に要した時間。
  • 提案値―アルゴリズムで提案値?チェックボックスが有効なパラメータの最適値が検出することを可能にします。

基本タブ

以下のコントロールは、基本タブで使用できます。

  • 提案値?―有効な場合、ステップは、提案値ボタンをクリックした後、関連する項目の推奨値を提供します。
  • ECC―このデータマトリックスで使用するECCを指定します。
    • 自動検出―ECCを自動的に決定するようにステップを設定します。
    • ECC 000―ECC 000のみのデータマトリックスコードを読み取るようにステップを設定します。
    • ECC 050―ECC 050のデータマトリックスコードのみ読み取るようにステップを設定します。
    • ECC 080―ECC 080のデータマトリックスコードのみ読み取るようにステップを設定します。
    • ECC 100―ECC 100のデータマトリックスコードのみ読み取るようにステップを設定します。
    • ECC 140―ECC 140のデータマトリックスコードのみ読み取るようにステップを設定します。
    • ECC 000-140—ステップがデータマトリックスコード、ECC 000、ECC 050、ECC 080、ECC 100およびECC 140だけを読み取るよう設定します。
    • ECC 200―ECC 200のデータマトリックスコードのみ読み取るようにステップを設定します。
  • 形状—マトリックスを正方形もしくは長方形のどちらにするかを指定します。
  • マトリックスサイズ—読み取るマトリックスのサイズ。
  • バーコード極性―マトリックスのデータと背景のコントラストを指定します。
    • 自動検出―マトリックス極性を自動的に決定するようにステップを設定します。
    • 白の上に黒―明るい背景で暗いデータがあるマトリックスを読み取るようにステップを設定します。
    • 黒の上に白―暗い背景で明るいデータがあるマトリックスを読み取るようにステップを設定します。
  • 最小バーコードサイズ (ピクセル)―画像内のマトリックスの最小サイズをピクセル単位で指定します。この値を0に設定した場合、値が小さすぎるため、ステップはマトリックス候補を決して除外しません。
  • 最大バーコードサイズ (ピクセル)—画像のマトリックスの最大のサイズをピクセル単位で指定します。この値を0に設定した場合、値が大きすぎるため、ステップはマトリックス候補を決して除外しません。
  • 最小ボーダー完全性 %―ステップがデータマトリックスで予想すべきマトリックスのファインダパターンの最小の割合。検出の段階では、ステップは、最低このレベルのボーダーの完全性がないマトリックス候補を無視します。
  • すべてチェック/すべてチェック解除―すべての提案値チェックボックスを有効または無効にします。
  • 読み取ったコード―ステップで読み取られたコード。
  • 反復―マトリックスの検出を試みる操作でステップが実行した反復回数。この数が最大反復数と等しく、ステップがマトリックスの検出に失敗した場合、最大反復数の数値を増加させることでマトリクスを検出できる場合があります。
  • 経過時間―ステップがコードの読み取りに所要した時間。
  • 提案値―アルゴリズムで提案値?チェックボックスが有効なパラメータの最適値が検出することを可能にします。

検索タブ

以下のコントロールは、検索タブで使用できます。

  • 提案値?―有効な場合、ステップは、提案値ボタンをクリックした後、関連する項目の推奨値を提供します。
  • 平穏領域幅—平穏領域の予測される最小サイズをピクセル単位で指定します。ステップは、平穏領域がこの値より小さいデータマトリックス候補を無視します。
  • アスペクト比―マトリックス幅(ピクセル単位)がマトリックスの高さ(ピクセル単位)によって除算される比率。長方形のマトリックスでこの値を1に設定した場合には、ステップはアスペクト比を計算しなおします。この値を0に設定すると、ステップはアスペクト比を自動的に決定します。
  • 回転モード—データマトリックスの回転角度を指定します。
    • 無制限—このステップでは無制限に回転できます。
    • 0度―このステップでは回転ができません。
    • 90度―このステップでは、+/-90度の範囲で回転できます。
    • 180度―このステップでは、+/-180度の範囲で回転できます。
    • 270度―ステップでは、+/-270度の範囲で回転できます。
  • 許容傾斜角度—マトリックスにおける傾斜量。デフォルト値は5度です。
  • 最大反復数—マトリックスを検索する前にステップが行う反復の最大数。デフォルト値は150です。
  • 初期検索ベクトル幅—エッジの位置を求めるためにステップが平均化するピクセル数。データマトリックスのセルの塗り潰し率が低い場合には、この値を増加させる必要があることがあります。
  • エッジ2値化マトリックスセルエッジの一部としてみなされるピクセルの最小コントラスト。この値が低いほど、検出時にステップによって検討されるエッジ候補が多くなります。検討されるエッジ候補の数が多すぎると、ステップのパフォーマンスが低下します。この値が高すぎる場合でも、有効なエッジ候補を除外すると、検出が困難になるため、ステップのパフォーマンスが低下する可能性があります。また、高すぎる値は、すべてのエッジ候補が除外されるため、ステップがマトリックスの識別に失敗する可能性もあります。
  • すべてチェック/すべてチェック解除―すべての提案値チェックボックスを有効または無効にします。
  • 読み取ったコード―ステップで読み取られたコード。
  • 反復―マトリックスの検出を試みる操作でステップが実行した反復回数。この数が最大反復数と等しく、ステップがマトリックスの検出に失敗した場合、最大反復数の数値を増加させることでマトリクスを検出できる場合があります。
  • 経過時間―ステップがコードの読み取りに所要した時間。
  • 提案値―アルゴリズムで提案値?チェックボックスが有効なパラメータの最適値が検出することを可能にします。

セルサンプルタブ

以下のコントロールは、セルサンプリングタブで使用できます。

  • 提案値?―有効な場合、ステップは、提案値ボタンをクリックした後、関連する項目の推奨値を提供します。
  • セルフィル率オン状態の塗りつぶされたセルの割合を指定します。
    • 自動検出―マトリックスの塗りつぶされたセルの割合を自動的に決定するようにステップを設定します。
    • < 30%―塗りつぶされたセルの割合が30%未満のマトリックスを読み取るようにステップを設定します。
    • >= 30%―塗りつぶされたセルの割合が30%以上のマトリックスを読み取るようにステップを設定します。
  • 復調モード―データマトリックスのどのセルがオンまたはオフかを決定するモード。
    • 自動検出―ステップは、各復調モードを試して、最も少ない反復数の範囲内のデータマトリックスをデコードし、最小数のエラー修正を活用するモードを使用します。
    • ヒストグラム―ステップは、すべてのマトリックスセルのヒストグラムを使用してしきい値を計算します。このしきい値によって、セルがオンかオフかを決定します。この方法は最速ですが、画像のマトリックスの輝度レベルが一定している必要があります。
    • ローカルコントラスト―ステップは、セルの近接ピクセルをチェックして、セルがオンかオフかを決定します。この方法は時間がかかりますが、マトリックスの輝度レベルが一定していない画像に適しています。
    • 組み合わせ—ステップは、マトリックスのヒストグラムを使用して、しきい値を計算します。このしきい値レベルよりもやや下または上のピクセル値があるセルの場合、ステップはしきい値を使用して、セルがオンかオフかを決定します。セルのピクセル値がしきい値に近い場合には、ステップはローカルコントラスト方法を使用して、セルがオンかオフかを決定します。この方法は時間がかかりますが、塗りつぶされたセルの割合または印刷増大エラーが非常に低い画像に有効です。
    • すべて―ステップは、ヒストグラム、ローカルコントラスト、組み合わせの順序に試して、モードが成功した際停止します。
  • セルサンプルサイズ—各セルがオン、オフであるかを判断するピクセル単位のサンプルサイズ。
    • 自動検出―ステップは、各復調モードを試して、最も少ない反復数の範囲内のデータマトリックスをデコードし、最小数のエラー修正を活用するモードを使用します。
    • 1×1 ステップは、各セルから1×1 サイズのサンプルを使用します。
    • 2×2 ステップは、各セルから2×2 サイズのサンプルを使用します。
    • 3×3 ステップは、各セルから3×3 サイズのサンプルをを使用します。
    • 4×4 ステップは、各セルから4×4 サイズのサンプルを使用します。
    • 5×5 ステップは、各セルから5×5 サイズのサンプルを使用します。
    • 6×6 ステップは、各セルから6×6 サイズのサンプルを使用します。
    • 7×7 ステップは、各セルから7×7 サイズのサンプルを使用します。
  • セルフィルタモード―ステップが各セルのピクセル値を決定するのに使用するモード。セルサンプルサイズが1×1の場合、1つのサンプルピクセルの値によってセルのピクセル値が決定することに注意してください。
    • 自動検出―ステップは、各復調モードを試して、最も少ない反復数の範囲内のデータマトリックスをデコードし、最小数のエラー修正を活用するモードを使用します。
    • 平均―ステップは、サンプルされたピクセルの平均値にセルのピクセル値を設定します。
    • 中央値―ステップは、サンプルされたピクセルの中央値にセルのピクセル値を設定します。
    • 中心平均―ステップは、セルサンプルの中心にあるピクセルの平均値にセルのピクセル値を設定します。
    • 高平均―ステップは、ピクセル値が最大のサンプルされたピクセル値の半分の平均値にセルのピクセル値を設定します。
    • 低平均―ステップは、ピクセル値が最小のサンプルされたピクセル値の半分の平均値にセルのピクセル値を設定します。
    • 最高平均―ステップは、ピクセル値が最高のサンプルされたピクセルの9番目の平均値にセルのピクセル値を設定します。
    • 最低平均―ステップは、ピクセル値が最小のサンプルされたピクセルの9番目の平均値にセルのピクセル値を設定します。
    • すべてのフィルタ―ステップは、平均から開始し、最低平均で終了して、各フィルタモードを試して、フィルタモードが正常にデコードされた際、停止します。
  • ミラーモード―画像内でマトリックスを正常に表示されるか、または画像内でミラーイメージとして表示されるかを指定します。
    • 自動検出―マトリックスがミラーイメージであるかを自動的に決定するようにステップを設定します。
    • 普通―画像で通常通り表示されているマトリックスを読み取るようにステップを設定します。
    • ミラー―画像でミラーイメージとして表示されているマトリックスを読み取るようにステップを設定します。
  • すべてチェック/すべてチェック解除―すべての提案値チェックボックスを有効または無効にします。
  • 読み取ったコード―ステップで読み取られたコード。
  • 反復―マトリックスの検出を試みる操作でステップが実行した反復回数。この数が最大反復数と等しく、ステップがマトリックスの検出に失敗した場合、最大反復数の数値を増加させることでマトリクスを検出できる場合があります。
  • 経過時間―ステップがコードの読み取りに所要した時間。
  • 提案値―アルゴリズムで提案値?チェックボックスが有効なパラメータの最適値が検出することを可能にします。

等級付けタブ

以下のコントロールは、等級付けタブで使用できます。

  • 等級付け―マトリックスの等級付けを有効にするかどうかを指定します。
  • 全体評価―他の6段階評価において最下位の文字評価。
  • 複合化評価—データマトリックスのデコードにおけるステップの成功率に基づいたデータマトリックスに割り当てられた文字評価。ステップがデータマトリックスのデコードできる場合、ステップは評価をAとします。それ以外の場合、この評価をFに設定します。
  • 記号コントラスト―マトリックスの最も暗い10%と最も明るい10%の反射率の平均間の割合の差異を表す実際のスコア。
  • 印刷増大―暗いまたは明るいマーキングによって細胞の境界線が適切に塗りつぶされる割合い基づく、マトリックスの印刷増大の実際のスコアを印刷します。
  • 軸上不均一評価―マトリックスの軸上の不均一な評価。
  • 使用されていないエラー訂正評価―マトリックス用の未使用のエラー修正の文字評価。
  • 読み取ったコード―ステップで読み取られたコード。
  • 反復―マトリックスの配置を試みる操作でステップが実行した反復回数。この数が最大反復数と等しく、ステップがマトリックスの検出に失敗した場合、最大反復数の数値を増加させることでマトリクスを検出できる場合があります。
  • 経過時間―ステップがコードの読み取りに所要した時間。
  • 提案値―アルゴリズムで提案値?チェックボックスが有効なパラメータの最適値が検出することを可能にします。