Watershed変換を使用して画像をセグメント化する
メモ Watershed関数は8ビットおよび16ビット画像のみで使用できます。 |
以下のステップは、オブジェクトを分割する方法の1つを示します。
- 2値化—(グレースケール→2値化) は、画像の2値化 を行い、セグメント化するオブジェクトを他の画像から分離します。
- ノイズ除去—(バイナリ→上級モフォロジーまたはバイナリ→粒子フィルタ) は、異なるモフォロジー操作でバイナリ画像から余分な情報を削除します。たとえば、上級モフォロジーオプションの穴埋め で穴を埋めたり、粒子フィルタ関数でノイズを除去します。
- 距離マップを作成する―(バイナリ→上級モフォロジー) は、距離オプションを使用して、各オブジェクトの中心がその画像のローカルの最大値であることを表すグレースケール画像にバイナリ画像を変換します。距離マップを適用させた後、画像の局所面積を確認する必要がある場合、各オブジェクトは滑らかで緩やかなピークとして表示されます。
- Watershed変換 —(グレースケール→Watershedセグメント化) は、Watershed変換を適用して、画像をローカルゾーンにセグメント化します。ゾーンは、各ピークの影響ゾーンを分離するWatershedラインによって決定します。
2値化、モフォロジー、距離変換、Watershed変換についての詳細は、『NI Vision Concepts Manual』を参照してください。