カラー関数を使用する

このパレットには、カラー画像を解析する複数の画像関数が含まれています。

カラー演算子

これらの機能を使用して、カラー画像に算術演算と論理演算を実行します。これらの演算子の一般的なアプリケーションには、時間遅延比較、画像間での結合または交点の識別、画像背景の補正による光のドリフト除去、複数の画像とモデル間の比較などがあります。また、演算子を使用して、画像を2値化またはマスク処理して、コントラストと輝度を変更することもできます。

カラープレーン抽出

この関数を使用して、画像からRGB、HSV、HSLプレーンを抽出します。この機能の結果は、抽出したプレーンに対応する輝度値を含むグレースケール画像です。

カラー2値化

この関数を使用して、解析と処理用にカラー特徴を分離するか、カラーに基づいた不要な特徴を削除します。この関数の結果は、バイナリ画像です。

カラーの位置

この関数を使用して、指定されたカラーを含む画像内の領域を検出します。この関数は画像を変更しません。

カラーパターンマッチング

定義済みのテンプレートに一致するカラーオブジェクトを検索します。この関数は画像を変更しません。

カラーマッチング

この関数を使用して、画像のカラー領域または画像内の領域を基準カラー情報を含むテンプレートと比較します。この関数は画像を変更しません。