エッジ検出

グレースケール画像のエッジを検出します。

メインタブ

以下のコントロールは、メインタブで使用できます。

• ステップ名―ステップに付ける名前。
• 関心領域を再配置―有効な場合、ステップは、前回のステップで作成した座標系に基づいて関心領域を動的に再配置します。
• 基準座標系の基点―関心領域をリンクしたい座標系。

エッジ検出タブ

以下のコントロールは、エッジ検出タブで使用できます。

• エッジ検出

  簡易エッジツール	パス上のグレースケール値のしきい値に基づき、選択したパスに沿ってステップエッジを検出します。簡易エッジツールは、パス上で検出した最初のエッジ、最初と最後のエッジ、またはすべてのエッジを返します。
  上級エッジツール	画像内で定義されたパス上のエッジを検出します。カーネル演算は、画像内のエッジを検出する検索領域に適用されます。

• 検索

  最初のエッジ	ROIツールで選択したライン上の最初のエッジのみ検出して、ラベルを付けます。
  最初と最後のエッジ	ROIツールで選択されたライン上の最初と最後のエッジのみを検出して、ラベルを付けます。
  すべてのエッジ	ROIツールで選択されたライン上のすべてのエッジを検出してラベルを付けます。
  最適エッジ	検索領域で強度が最も高いエッジを検出する

上級エッジツールコントロール

以下のコントロールは、エッジ検出コントロールが上級エッジツールに設定されている場合に使用できます。

• エッジの極性

  すべてのエッジ	すべてのエッジを検索します。
  立ち上がりエッジ	立ち上がりエッジを検索します。
  立ち下がりエッジ	立ち下がりエッジを検索します。

• 補間のタイプ

  ゼロ次数	最も近い整数のエッジ位置に丸め込みます。
  双一次	双一次補間を使用してエッジの位置を計算します。
  双一次(固定小数点)	双一次固定小数点補間を使用してエッジの位置を決定します。

• カーネルのサイズ―エッジ検出カーネルのサイズを指定します。
• 幅―検索方向に対して垂直の平均ピクセル数を指定して、関心領域上の各点でのエッジプロファイルの強度を計算します。
• 最小エッジ強度―検出されたエッジに必要な最小エッジ強度を指定します。
• エッジの強度プロファイル―選択されたROI上の輝度の変化をプロットします。
• エッジ検出数―設定するパラメータに従って選択されたROI上で検出されたエッジ数。

簡易エッジツールコントロール

以下のコントロールは、エッジ検出コントロールが簡易エッジツールに設定されている場合に使用できます。

• レベルタイプ

  絶対値	しきい値レベルをピクセル値で指定します。
  相対値	しきい値レベルをROIパス上で検出された輝度範囲の割合（%）で指定します。

• しきい値レベル―画像内のエッジを構成することが予想される輝度レベルをピクセル値または割合（%）で指定します。たとえば、絶対値を128に設定した場合、128より低い値から128を超える値への遷移が発生した際にエッジが生じます。
• ラインプロファイル―選択されたROI上の輝度の変化をプロットします。
• エッジ検出数―設定するパラメータに従って選択されたROI上で検出されたエッジ数。