グレースケール画像内の直線エッジを検出する

NI Vision Assistant

グレースケール画像の直線エッジを検出する

メモ  直線エッジ (レーキ) 関数は8ビットの画像のみで使用できます。
  1. マシンビジョン→直線エッジ(レーキ)をクリックするか、処理関数パレットのマシンビジョンタブの直線エッジ(レーキ)を選択します。
  2. 適切なROIツールを選択します。
  3. 検索する直線エッジを含む関心領域を描画します。

    関心領域を指定した場合、ステップは領域内の直線エッジを自動的に検出します。自動検出されたエッジが予想されるエッジと一致する場合、OKをクリックして、パラメータウィンドウを閉じて、スクリプトにステップを追加します。それ以外の場合は、次のステップに進みます。

  4. 自動設定を無効にして、手動でエッジ位置のパラメータを調整します。
    1. 検出ラインの方向プロパティを選択します。エッジに対して垂直の検索ラインの方向を選択します。

      また、領域のエッジと検索するオブジェクトのエッジ間の障害物の数が最も少ないライン上で検索方向を選択します。

    2. エッジの強度プロファイルに検出エッジに対応する強度が高いピークが含まれている場合は、黄色のエッジの強度ラインがエッジのピークの上部のやや下で、その他のピークの上になるように、黄色のエッジの強度ラインを調整します。

      エッジの強度プロファイルに強度が高いエッジピークが含まれていない場合は、ピークが表示されるまで平滑化傾斜率制御器を調整します。

      上記を実行してもステップがエッジを検索できないか、検出されたエッジの位置が正確でない場合、予想される結果が生成されるまで、検索ラインのギャップを調整します。

ヒント  カーソルを置いた際に表示される記号を使用して、ROIを編集または移動できます。ROIをクリックして、必要に応じて輪郭を移動します。また、ROIの中央をクリックしてドラッグすることで、ROI全体を選択することができます。