グレーモフォロジ−
グレースケール画像内のオブジェクトの構造に影響します。オブジェクトの拡大または縮小、穴埋め、粒子のクローズ処理、境界線の平滑化など、オブジェクトを描画して、2値化と定量解析用に画像を準備するために実行するタスク用にこれらの関数を使用できます。使用可能なコントロールは以下のとおりです。
- ステップ名―ステップに付ける名前。
- グレーモフォロジー操作
画像ソース 元の入力画像。 膨張 グレースケール膨張処理。膨張処理は、輝度がより高い近接ピクセルで囲まれている各ピクセルの輝度を増加します。 収縮 グレースケール収縮処理。収縮処理は、輝度がより低い近接ピクセルで囲まれているピクセルの輝度を減少させます。 クローズ グレースケール収縮が後に続くグレースケール膨張。クローズ処理は、明るい領域で孤立している暗い部分を削除して、境界線を平滑化します。 オープン グレースケール膨張が後に続くグレースケール収縮。オープン処理は、暗い領域で孤立している明るい部分を削除して、境界線を平滑化します。 適正クローズ クローズ処理とオープン処理の有限で2元的な組み合わせです。適正クローズは、明るい領域で孤立している暗いピクセルを削除して、暗い領域の境界線を平滑化します。 適正オープン オープン処理とクローズ処理の有限で2次元的な組み合わせです。適正オープンは、暗い領域で孤立している明るいピクセルを削除して、明るい領域の境界線を平滑化します。 自動中央値 オープン処理とクローズ処理の2次元的な組み合わせ。自動中央値は、詳細部分の少ない単純なオブジェクトを生成します。 - 構造要素
ピクセルの近接ピクセルを定義するバイナリマスクとして使用される2D配列。セルをクリックすることで、構成要素を変更できます。黒いセルの値は1、白い(空)セルの値は0です。黒いセルに対応するピクセルは近接しているとみなされ、その値はモフォロジー操作中に使用されます。 - サイズ―構造要素のサイズを設定します。有効値には、3 x 3、5 x 5、7 x 7があります。
- 反復の数(膨張と収縮関数)―画像に適用される操作の回数。