簡易キャリブレーションを実行する

NI Vision Assistant

簡易キャリブレーションを実行する

  1. 画像→画像キャリブレーションをクリックするか、または処理関数パレットの画像タブの画像キャリブレーションを選択します。
  2. 簡易キャリブレーションを選択して、OKをクリックします。
  3. カメラに適用するピクセルの種類を選択します。
  4. 次へをクリックします。
  5. 2つの点を選択します。リストの点をダブルクリックするか、画像内の点をクリックすることで、前の検査ステップで定義された点を選択できます。また、画像内の指定されていないピクセルをクリックすることでも、新規の点を定義できます。
    • 前回のウィザードステップで正方形のピクセルを選択した場合、実世界単位で選択した2点の間の距離を入力して、正しい単位を指定します。次のステップに進みます。
    • 前回のステップで非正方形のピクセルを選択した場合は、以下の指示に従ってください。
      1. 実世界単位で2点の投影Xを入力して、正しい単位を指定します。
      2. 次へをクリックします。
      3. 異なる点を使用してy軸に沿ったピクセル比を指定する場合は、別の2点を選択します。それ以外の場合は、次のサブステップに進みます。
      4. 実世界単位で2点の投影Yを入力して、正しい単位を指定します。
  6. 次へをクリックします。
  7. XYの座標を入力するか、またはリストから既存のポイントを選択して、キャリブレーション軸の原点を選択します。
  8. キャリブレーションのユーザ定義 角度を選択するか、または既存の角度を選択します。リストから既存の角度を選択する場合は、値に90゜、180゜、 または270゜を追加することができます。
  9. 軸の基準を選択します。
  10. OKをクリックして、キャリブレーションを適用します。
  11. OKをクリックして、このステップをスクリプトに保存し、設定ウィンドウを閉じます。
メモ メモ  簡易キャリブレーションでキャリブレートされた画像を保存するには、以下の手順に従ってください。
  1. ファイル→画像の保存をクリックします。
  2. 開いたウィンドウで、画像を保存する場所を選択します。
  3. ファイル名テキストボックスに名前を入力します。
  4. 特別情報を保存を有効にします。
  5. 保存をクリックします。

制御器の説明

  • 画像を開く―キャリブレーションの基礎を形成する点を指定する画像。この画像は、キャリブレーションする画像と同じ大きさでなければなりません。Vision Assistantではこの画像でスクリプトを実行しません。
  • ピクセルの種類―正方形または非正方形のピクセル。
  • ポイントのリスト―画像のキャリブレーションに使用する画像で定義された点。
  • ポイントXポイントY―選択した点の座標。
  • 長さ―選択した2点間の距離を計算します。この制御器は、ピクセルの種類正方形に設定している場合にのみ表示されます。
  • dX―2点で指定されたセグメントのX軸への投影。この制御器は、ピクセルの種類非正方形に設定している場合にのみ表示されます。
  • dY―2点で指定されたセグメントのy軸への投影。この制御器は、ピクセルの種類非正方形に設定している場合にのみ表示されます。
  • 単位―距離の実世界単位。
  • 軸の原点
    • ユーザ定義—キャリブレーション軸として使用するピクセルのx座標とy座標。
    • 既存のポイント—キャリブレーション軸の原点として使用する前回のステップで定義された点。
  • X軸角度
    • ユーザ定義—キャリブレーション軸のX軸と画像の横軸の間で使用する角度。
    • 既存の角度—キャリブレーション軸のX軸と画像の横軸の間で使用する、前回のステップで定義された角度。+制御器から値を選択して、角度の値に追加することができます。
  • 軸の基準―y軸の方向。