スクリプトの概念
Vision Assistantのスクリプト機能では、一連の画像処理ステップと、それらの各ステップに対して指定したパラメータを記録します。単一の画像または複数の画像の集合(バッチ処理)に対してスクリプトを実行することができます。また、スクリプトを変更、保存できます。
スクリプトとは、画像処理、解析関数、それらの関数のパラメータのリストです。画像処理アプリケーションのプロトタイプを作成する際、Vision Assistantは各関数とそのパラメータを記録します。
スクリプトを開発するには、以下の手順に従ってください。
- 画像を処理します。
画像処理を終了して、パラメータウィンドウを閉じると、Vision Assistantは処理するステップを現在のスクリプトに追加します。 - スクリプトを保存します。
ビルダファイルとも呼ばれるスクリプトを使用して、NI VisionマシンビジョンおよびLabVIEW、LabWindows/CVI、Visual Basic、またはその他のActiveXコンテナにある画像処理ライブラリで画像処理アプリケーションを実装できます。
LabVIEW 7.1以降とNI Vision 8.2.1以降のバージョンがインストールされている場合、Vision Assistantを使用して、プロトタイプを作成した画像処理ステップを実装するLabVIEW VIを作成することができます。