座標系を設定コントロール

NI Vision Assistant

座標系を設定コントロール

画像内の特徴に対する座標系を定義します。使用可能なコントロールは、以下のとおりです。

  • 座標系の名前―座標系ステップに付ける名前。
  • モード―検査中のオブジェクトを検査画像内で移動させたい方向。以下のオプションから選択できます。
    • 水平方向―選択された場合、Vision Assistantは、この座標系を設定ステップにリンクされるステップ用に、画像の横軸上で移動する操作のための関心領域の位置を調整します。このモードは、検査中のオブジェクトの位置が機械的に制限されて、オブジェクトの部分が回転またはカメラの視野の範囲内で水平方向に移動できない場合に使用します。
    • 垂直方向―選択された場合、Vision Assistantは、この座標系を設定ステップにリンクされるステップ用に、画像の垂直軸上で移動する操作のための関心領域の位置を調整します。このモードは、検査中のオブジェクトの位置が機械的に制限されていて、オブジェクトの部分が回転またはカメラの視野の範囲内で垂直方向に移動できない場合に使用します。
    • 水平と垂直方向―選択された場合、Vision Assistantはこの座標系を設定ステップにリンクされるステップ用に画像の水平および垂直軸上で移動する操作のための関心領域の位置を調整します。このモードは、検査中のオブジェクトの位置が機械的に制限されて、オブジェクトの部分がカメラの視野の範囲内で回転できない場合に選択します。
    • 水平、垂直、および角度―選択された場合、Vision Assistantはこの座標系を設定ステップにリンクされるステップ用に、回転の変化と同様に、画像の水平および縦軸上で移動する操作のための関心領域の位置を調整します。このモードは、検査中のオブジェクトの位置が機械的に制限されている場合に選択します。
      ヒント  このモードは、その他のモードよりも関心領域の再配置操作に時間がかかります。オブジェクトが視野の範囲内で回転しない場合、アプリケーションニーズに合う別のモードを選択します。
  • 原点―x と y 座標の位置が座標系の原点として使用される機能。また、ポイント変数の値を原点として使用することもできます。
  • X軸角度―座標系のx軸と座標系の横軸によって作成される角度を表すのに使用する角度測定の機能。このコントロールは、水平、垂直、および角度モードを選択する場合のみ使用できます。