画像を集録（スマートカメラ）コントロール

以下のコントロールは、すべてのタブで使用できます。

• 単一画像の集録―NI 17xx カメラから単一の画像を集録して表示します。このボタンをクリックすると、ステップはカメラによって提供された次の画像を集録して表示します。連続集録、またはカメラがトリガモードの場合はトリガによるグラブを実行して、画像を表示します。
• 連続画像の集録―カメラがトリガモードの場合、連続集録、またはトリガによるグラブを実行して、画像を表示します。このボタンをクリックすると、ステップは、連続集録を開始して、画像を表示します。カメラがトリガモードの場合、ステップは、各反復に対して新規画像を集録して表示する前に、次のトリガ信号を待機します。このボタンをもう一度クリックして、連続画像集録を停止します。
• 集録画像を画像ブラウザに格納―最後に集録された画像を画像ブラウザに送信します。

メインタブ

以下のコントロールは、メインタブで使用できます。

• ターゲット―画像集録に使用するコンピュータ。
• 露出時間―カメラセンサが照明に露出されている時間。露出時間は、31.2µs間隔で調整することが可能です。
• ゲインは、画像のゲインを調整します。
• 一部スキャン―スマートカメラのスキャンモードを指定します。
  • フル―フルセンサを読み取ります。
  • 水平中間ハーフ―センサの中間半分を読み取ります。
  • 水平中間クォータ―センサの中間4分の1を読み取ります。
• ビニング―スマートカメラのビニングモードを指定します。
  • オフ―ピクセルは結合されません。
  • 1 × 2―垂直ピクセルが結合されます。
• 最大フレームレート―秒毎にフレームの最大レートを表示します。

トリガタブ

以下のコントロールは、トリガタブで使用できます。

• トリガされた集録―有効な場合、アセンブリライン上の項目の位置を示すセンサからパルスを受信するなど、スマートカメラに対して外部のイベントと画像集録を同期させることができます。トリガ信号は、スマートカメラのトリガ入力に接続されている必要があります。
• トリガ極性―カメラをリセットして、トリガ信号の立上りエッジまたは立ち下がりエッジで新規画像の集録を開始するかどうかを指定します。
• 露出遅延―トリガ信号を受信した後、スマートカメラセンサの露出を遅延する時間を指定します。
• 遅延単位―露出遅延用の単位を指定します。

  メモ  エンコーダカウントオプションは、位相差出力エンコーダをサポートするスマートカメラに対してのみ使用できます。

• タイムアウト―タイムアウトエラーを返すまでのトリガ信号を待機する時間をミリ秒単位で指定します。

照明タブ

以下のコントロールは、照明タブで使用できます。

• 照明を構成—照明を構成ダイアログボックスを起動します。ダイアログボックスでこのコントロールを使用して、照明を構成します。
• Direct Drive 照明を有効―有効な場合、このコントロールを使用して、スマートカメラ内部照明コントローラを使用できます。Direct Drive照明は、すべてのNIスマートカメラと使用できます。Direct Driveの詳細は、『NI 17xx Smart Camera User Manual』を参照してください。
• Direct Drive 照明―Direct Drive照明コントローラ用に操作モードを指定します。以下の値が有効です。
  • 連続―連続的に接続された照明に電源を供給します。
  • ストロボ―スマートカメラセンサが露出されている場合のみ、接続された照明を駆動します。ストロボモードでは、照明を一時的にオーバードライブすることができます。
• 希望する電流レベル―照明を駆動するのに使用する電流をミリアンプ単位で指定します。指定された電流値が接続されている照明用の最大電流レベルよりも大きい場合、実際の電流レベルは照明を保護するために低下します。
• 5 V TTL ストロボ―有効な場合、NI 17xxは5 V TTLストロボ信号を外部照明コントローラと使用するために生成します。
• 24 V ストロボ―有効な場合、NI  17xxは24 V ストロボ信号を外部照明コントローラと使用するために生成します。
• 極性
• スマートカメラが集録中、ストロボパルスがHIGHまたはLOWであるかを指定します。立ち上がりモードでは、カメラが集録中、ストロボパルスはHIGHになります。立ち下がりモードでは、カメラが集録中、ストロボパルスはLOWになります。