グリッドキャリブレーションを実行する
- 画像→画像キャリブレーションをクリックするか、または処理関数パレットの画像タブの画像キャリブレーションを選択します。
- グリッドキャリブレーションを選択してOKをクリックします。
- 画像に適用する歪みのタイプを選択します。
- 次へをクリックします。
- しきい値の範囲の値を選択して、画像のその他の部分からグリッドのドットを切り離します。しきい値の範囲を選択すると、画像に対して以下の処理が行われます。
- 画像が2値化の範囲で指定された範囲で2値化されます。
- 「縁にあるオブジェクト」関数によって、画像の枠に接している粒子が削除されます。
- 「粒子フィルタ」関数によって、小さすぎる粒子または最大ドットより大きい粒子が除外されます。
- 次へをクリックします。
- x方向とy方向のグリッドドット間の実際の距離を選択します。
グリッドが画像全体を網羅しない場合は、グリッドの回りかグリッドの一部に関心領域を描いて指定した場所のみのキャリブレーション情報を学習します。
ヒント 領域を閉じるには、多角形関心領域の最後のポイントをダブルクリックします。 - 次へをクリックします。
- XとYの座標を入力するか、またはリストから既存のポイントを選択して、キャリブレーション軸の原点を選択します。
- キャリブレーションのユーザ定義 角度を選択するか、または既存の角度を選択します。リストから既存の角度を選択する場合は、値に90゜、180゜、 または270゜を追加することができます。
- 軸の基準を選択します。
- OKをクリックしてキャリブレーションを習得します。
- キャリブレーション情報を保存するディレクトリを参照し、ファイル名を入力してOKをクリックします。
- OKをクリックしてこのステップをスクリプトに保存し、パラメータウィンドウを閉じます。
コントロール説明
- 画像を開く―キャリブレーションの基礎を形成するグリッド画像。この画像は、キャリブレーションする画像と同じ大きさでなければなりません。
- 歪み—画像の歪みのタイプ。
- しきい値の範囲—しきい値の範囲に含まれる最小および最大の輝度値。
- X間隔—X方向での2つのドット間の距離。
- Y間隔—Y方向での2つのドット間の距離。
- 単位—距離の実世界単位。
- 軸の原点
- ユーザ定義—キャリブレーション軸として使用するピクセルのx座標とy座標。
- 既存のポイント—キャリブレーション軸の原点として使用する、前のステップで定義された点。
- X軸角度
- ユーザ定義—キャリブレーション軸のX軸と画像の横軸の間で使用する角度。
- 既存の角度—キャリブレーション軸のX軸と画像の横軸の間で使用する、以前のステップで定義された角度。+コントロールから値を選択して角度の値に追加することができます。
- 軸の基準―y軸の方向。