マシンビジョン関数の使用

NI Vision Assistant

マシンビジョン関数の使用

このパレットには、以下の基本的なマシンビジョンの検査タスクを実行する画像関数が含まれています。

  • 画像の構成要素の有無を確認する
  • 構成要素の寸法を測定して、仕様に準拠しているかどうかを決定する
  • 画像のオブジェクトを検出する

エッジ検出

この関数を使用して、ツールバーのラインツールで描画したライン上にあるエッジを検出します。

直線エッジ (レーキ)

この関数を使用して、オブジェクトのエッジ内のポイントを検出して、エッジを示すこれらのポイントにラインをフィットさせます。

円形エッジ (スポーク)

この関数を使用して、円形領域(環状部)内の検索ラインのセット間の交点を検出して、最適フィットの円形を検出します。

クランプ

この関数を使用して、画像に描画された四角形の領域内のエッジを検出して、最初と最後のエッジ間の距離を測定します。

パターンマッチング

この関数を使用して、定義済みのテンプレートと一致するグレースケール画像の領域を検出します。パターンマッチングは、不良照明、不鮮明性、ノイズ、テンプレートのシフト、テンプレートの回転に関係なく、テンプレートマッチを検出することができます。

幾何学的マッチング

この関数を使用して、定義済みのテンプレートと一致するグレースケール画像の領域を検出します。幾何学的マッチングは、固有な幾何学または形状情報によって特徴付けられたテンプレートを検出するために設計されています。この関数は、照明の変化、不鮮明性、ノイズ、隠蔽、テンプレートのシフト、回転、スケールなどの幾何学的変換に関係なく、テンプレートマッチを検出することができます。

形状検出

この関数を使用して、指定された幾何学的基準を満たす円形、楕円形、長方形、ラインを検出します。

欠陥検査

この関数を使用して、画像の範囲と学習されたテンプレートを比較して、画像内に検索された差異を返します。

キャリパ

この関数を使用して、他のマシンビジョン関数および画像処理関数が返す結果に基づいて、距離、領域、角度などの測定値を計算します。