8 1 2 DC A1Oバッファ データ エリアの調整

IBM i LANSA

8.1.2 DC@A1Oバッファ/データ・エリアの調整

DC@A10データ・エリアはLANSA Openが要求されたデータをバッファリングするための任意選択のデータ・エリアです。

IBM iがレコードを選択し、ワークステーションへの転送を保留することを選択したすべてのレコードを保管する要求を受け取った場合、このユーザー・スペースを使用して、選択されたレコードを保持します。

デフォルトでは、このユーザー・スペースのサイズは500,000バイトです。より大きな要求を許可するか、要求を制限するには、データ・エリアDC@A10にその値を指定します。

例えば、LceReceiveSelectファンクションの受け取りを保留するように設定されていない*RECEIVEIMMEDオプションによりLceRequestSelectファンクションが使用される場合、このデータ・エリアにはレコードが保管されています。なお、LceRequestSelectが指定のスペースを超えるレコードを選択している場合、エラーが発生します。

LANSAデータ・エリアの詳細は、LANSA/AD ユーザーガイド』「システム・データ領域」で説明しています。