ステップ6 IBM i Webサーバー上で新規システム情報を追加する

IBM i LANSA

ステップ6. IBM i Webサーバー上で新規システム情報を追加する

 

この情報は、LANSA通信ライブラリのファイルDC@W12に保管されます。

以下の値を入力します。

システム名

これは、IBM i Webサーバーのシステム名またはIPアドレスです。

マルチホーミング・サポートを使用していない場合は、システム名として*DEFAULTと入力します。

マルチホーミング・サポートを使用している場合は、DNS名(例:demo.lansa.com)もしくはIPアドレス(例:123.123.123.123)をシステム名フィールドに入力します。

ポート番号

これは、IBM i Webサーバー・ソフトウェアがリスニングしているポートです。

デフォルトのポート80を使用している場合は、99999と入力することを推奨します。

ポート443は、SSL対応である場合にのみ定義されます。Webサーバー構成でも同じ情報を指定する必要があります。

LANSA ライブラリ

データ/アプリケーション・サーバー上のLANSAプログラム・ライブラリ。デフォルトはDCXPGMLIBです。

区画

ポートに対するすべての要求で特定のLANSA区画を使用する場合は、区画を指定します。区画が指定された場合、URLで指定されたすべての区画はオーバーライドされます。

区画が指定されない場合、URLで区画パラメータを指定する必要があります。

リモート・システム情報

リモート・システムを使用する

複数層構成の場合は、'R'と設定します。

システム名

アプリケーション/データ・サーバーとして動作しているIBM iの名前を指定します。これは、「ステップ3. IBM i上で経路レコードを追加する」で定義されているシステム名と一致する必要があります。

ユーザーID/パスワード

ユーザー・プロファイルとそのパスワードを指定します。ユーザー・プロファイルは、IBM i WebサーバーとIBM iアプリケーション/データ・サーバー間の通信対話を割り当てるために必要です。

注:このユーザー・プロファイルはIBM iアプリケーション/データ・サーバー上に存在する必要があり、ジョブを起動するための十分な権限が必要です。また、このユーザー・プロファイルが使用可能であり、そのJOBDにライブラリQTEMP、LANSA通信ライブラリ、LANSAプログラム・ライブラリ、およびLANSAデータ・ライブラリを含んでいる必要があります。

:パスワードでは、大文字と小文字が区別されます。例:"ABCDEF"、"AbCdEf"、"abcdef"は同じ値ではありません。

Webサーバーの設定

ホスト CCSID

データ翻訳のために使用するホストCCSID。デフォルトは00037です。

クライアントCCSID

データ翻訳のために使用するクライアントCCSID。デフォルトは00819です。

 

次の画面に進むには、Enterを押します。

デフォルト・テクノロジ・サービス

ユーザー・エージェント要求で特定のテクノロジ・サービスが指定されていない場合に使用するテクノロジ・サービス

一般的なシステム設定

SSL (Secured Sockets Layer) サポート

システムをSSL対応にする場合は、このオプションを選択します。

デフォルトのLANSAライブラリは、 ポート80に割り当てられているLANSAシステムです。これは、HTTPプロトコルのデフォルトのポート識別子です。

SSLサポートを有効にした場合、SSLのデフォルトのポートは443であることに注意してください。

Server Side Include (SSI) サポート

このオプションは、システムでSSIサポートを使用可能にする場合に選択します。このオプションを使用可能にする前に、ご使用のWebサービス製品がこの機能をサポートできることを確認してください。

HTTPヘッダー変数サポート

ヘッダー変数サポートを有効にする場合は、このオプションを選択します。

スプール・ファイル・アクセス

Nを指定します。スプール・ファイル・アクセスはこのシステムでは許可されません。

システム情報の保留

システム保留

Nを指定します。システムの受信要求は実行されませんが、保留メッセージが表示されます。

保留メッセージ

システム保留オプションが'Y'と指定されている場合は、このメッセージが、システムに対するすべての要求に対して表示されます。

 

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