ステップ4 IBM i Webサーバーを構成する

IBM i LANSA

ステップ4. IBM i Webサーバーを構成する

Work Web Server Configurationメニューで、[Configure Web Server(Webサーバー構成)]オプションを選択して、Configure Web Server(Webサーバー構成)画面を表示します。

この情報はデータ・エリアDC@RWEBに格納されます。

以下の情報を入力します。

CGI

Webサーバー・ソフトウェアが使用するCGIファイルの位置としてCGI-BINを指定します。

この別名はIBMのHTTPサーバー(Apacheを装備)構成で定義されている必要があります。

イメージ・ファイル

LANSA for the Webが使用するイメージ・ファイルの位置を入力します。LANSA for the Webは、1箇所にすべてのイメージ・ファイルが存在することを想定しています。

この別名はIBMのHTTPサーバー(Apacheを装備)構成で定義されている必要があります。

認証ライブラリ

IBM i Webサーバー上のユーザー認証をセットアップするライブラリの名前としてAUTHLIBを指定します。これは部分的な認証で使用されます。

この別名はIBMのHTTPサーバー(Apacheを装備)構成で定義されている必要があります。

ホーム・ページ

LANSAファンクションでホームボタンを選択すると、呼び出されるURLを入力します。

デフォルトでは、このパラメータはブランクになります。ブランクの場合は、LANSA for the WebがIBMのHTTPサーバー(Apache装備)で定義されているホーム・ページを呼び出します。

作業ライブラリ

LANSA for the Webが実行時にその内部オブジェクトを作成するWebサービスIBM i上のライブラリ名を入力します。

ルーター・ジョブ・サブシステム

これはLANSA Webジョブ(LWEB_WSRV)がWebサーバー上で実行するサブシステムのJOB QUEUEの名前です。サブシステム名を入力しないでください。この名前は、「IBM iデータ/アプリケーション・サーバーとの通信用のIBM i Webサーバーの構成」で使用します。

Web ジョブ・プロパティ

CGIプログラムが起動するLWEB_WSRVジョブの優先順位を入力します。

応答タイムアウト

CGIプログラムがアプリケーション・サーバーが要求を返すまでの待機時間(秒単位)を入力します。この値はアプリケーション・サーバーで定義されている関連する応答タイムアウト時間より必ず大きい値にします。そうしなければ、未知の予測できない問題が発生する可能性があります。この追加の時間は、アプリケーション・サーバーとWebサーバー間のデータ転送の最大想定遅延を超えている必要があります。

モニターのリセット

トランザクション・モニター・ジョブ(LWEB_WMON)をリセットするときにこのフィールドを使用します。

モニターのチェック

トランザクション・モニターがLWEB_JOBジョブの状況を確認するための間隔(秒単位)を指定します。通常のWebサイトでは120秒(2分)を指定するとよいでしょう。

モニター待ち行列

LANSA Webジョブ(LWEB_JOB)がWebサーバー上で実行するサブシステムのために使用するJOB QUEUEの名前を入力します。これは、ルーター・ジョブのために使用するのと同じジョブ待ち行列であってもかまいません。

モニター・ジョブ優先順位

リモートWebモニター・ジョブの優先順位を入力します。

 

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