2 3 3 インストール アップグレードの一般的要件のチェックリスト

IBM i LANSA

2.3.3 インストール/アップグレードの一般的要件のチェックリスト

LANSA/ADインストール/アップグレードを開始する前に、次のチェックリストを完成します。以下の項目について確認してください。

  • 正しいバージョンのLANSA IBM i製品ソフトウェアがインストールされていますか?
  • IBMがサポートしているi5/OSオペレーティング・システムのリリース・レベルのRISC IBM iがありますか?
  • IBM i DVDドライブのデバイス名がわかりますか?(デフォルトは通常OPT01)
  • インストールされるコンポーネントおよびオプションの適切なLANSAライセンスがありますか?
  • デフォルトのライブラリ名の接頭辞(DCX)がすでに使用されている場合、ライブラリ名の接頭辞を選択しましたか?
  • QSECOFRユーザーIDでアクセスできますか?(これは、LANSAソフトウェアをインストールまたはアップグレードするときに使用される推奨IDです)他のプロファイルを使用したり、特別な権限を削除したりすると、インストールされるシステムのセキュリティや整合性が変更されます。
    インストールのためにQSECOFRでアクセスできない場合は、QSECOFRと同じ権限のIDを作成する必要があります。
  • LANSA for the Webをインストールする場合、単一層インストールにするか複数層インストールにするかを決定しましたか?
  • ·         デフォルトのIFSディレクトリを使用しない場合、使用するディレクトリを作成しましたか?(これらのディレクトリはインストールで使用する前に存在している必要があります)
  • IBMが提供するデフォルト・ジョブ記述QDFTJOBDがありますか?ない場合は、インストールまたはアップグレードが終了します。

インストールについて

以下は新規インストールのためのヒント、テクニックおよび考慮事項です。

  • インストール/アップグレードでは、他のライブラリを作成した場合でも、QSYSライブラリの以下のコマンドが使用されます。
  • CRTLIB - ライブラリの作成
  • MD - IFSディレクトリの作成
  • CRTJOBQ- ジョブ待ち行列の作成
  • CRTJOBD - ジョブ記述の作成
  • CRTSBSD - サブシステムの作成
  • CRTUSRPRF - ユーザー・プロファイルの作成

 

  • LANSA インストールでは、QOTHPRDOWNという名前のユーザー・プロファイルを作成します。このプロファイルはLANSAシステムを所有しています。インストールが完了するまでQOTHPRDOWNの権限を変更しないでください。インストールの完了後に実行する必要がある処理については、製品所有者としてQOTHPRDOWN使用しない場合」を参照してください。
  • ユーザー・オブジェクトをすでに含むライブラリにはLANSA/ADインストールしないでください。
  • メインのLANSA/ADプログラムまたはデータ・ライブラリに独自のオブジェクトを作成しないでください(つまり、DCXPGMLIB、DCXDTALIB、または同等のオブジェクト)
  • LANSA/ADを利用する前にバックアップ手順を整理して、テストします。