3 1 タスク 通常インストール

IBM i LANSA

3.1 タスク:通常インストール

通常インストールは、IBM i上に新規のLANSAシステムをインストールするための、最も早く、簡単な方法です。

通常インストールを使用して行うインストールの内容は、以下のとおりです。

  • LANSA/ADのインストール
  • 完全な単一層LANSA for the Webのインストール
  • システム区画のインストール。ライブラリ名と区画名はDCXで始まりますが、必要に応じてライブラリの接頭辞を他の3文字に変更できます。詳細については、「インストール・プログラムの呼び出し」を参照してください。
  • LANSA通信エクステンションが自動的に構成され、使用可能な状態になる
  • IBM HTTPサーバーのインスタンス(オリジナルまたはAPACHE)が完全に初期化され、使用可能な状態になる

デフォルト・オプションでは、いくつかのオブジェクトがIBM iにロードされます。これらのオブジェクトのリストについては、「インストールされるオブジェクトの要約」を参照してください。インストールされるオブジェクトが自分のサイトに合っているかどうかを確認してください。

通常インストールのデフォルト・オプションを使用したくない場合は、「カスタム・インストール」 を使用することができます。このインストールでは、要件に合わせてインストール・オプションをカスタマイズできます。

通常インストールのタスクは、以下のステップで構成されます。

開始前のチェックリスト

インストール・プログラムの呼び出し

通常インストールのサマリー

通常インストールの確認

なお、通常インストールは2回実行することも、新しい区画を作成することもできません。どちらかを実行する必要がある場合は、カスタム・インストールを使用してください。

インストールを完了したら、LANSAIBM iのライセンス」に進んでください。