区画の初期化
LANSAインストール・ソフトウェアには、LANSAでの開発およびアプリケーションをサポートするマテリアルが付属しています。このマテリアルはLANSA標準定義、LANSAアプリケーション、ツールなど複数の形式で使用できます。インストール・プロセスでは、これらの定義とアプリケーションは、通常、オプションと呼ばれます。オプションを選択すると、オブジェクトは選択した区画にインポートされます。インストールが必須であるオプションもあり、これらは、"Y"と設定されています。
区画の初期化ステップは、LANSAのカスタム・インストールの一部として実行されます。
この画面から以下の作業を行うことができます。
- 新しい区画の作成
- 各区画にインポートされるデフォルトのLANSAオプションの一部の変更
なお、SYS区画は、区画の初期化で選択したオプションとは無関係に、新規のLANSAシステムで作成されます。
状況カラムの"Y"は、すでに選択したか、あらかじめ選択されているオプションを示します。
新しい区画を作成する場合は、F6キーを押します。詳細は、「新しい区画の作成」を参照してください。新しい区画を作成したら、このウィンドウに戻ります。
新しい区画を削除する場合は、F5キーを押します。
"Y"を入力して区画を選択し、Enterキーを押すと、選択した区画にインストールできるオプションとアプリケーションが表示されます。複数の区画を選択する場合、選択したオプションが選択したそれぞれの区画に適用されます。
注:このときオプションのインストールを選択しない場合でも、LANSAインポートを使用して後からインストールできます。詳細は、「初期化インポート」を参照してください。
オブジェクトまたはアプリケーションをLANSAシステムにインポートするには、Yを入力します。推奨オプションは、すでに選択されています。
システム変数
必須。システム変数はシステム全体に適用されます。つまり、すべての区画で使用されます。システム変数は各システムに一度だけインストールする必要があります。
LANSAテンプレート
必須。LANSAテンプレートはシステム全体に適用されます。つまり、すべての区画で使用されます。テンプレートは、各システムに一度だけインストールする必要があります。
システム・フィールド
必須。システム・フィールドには、LANSA開発環境で使用する標準フィールド定義が含まれています。システム・フィールドはすべての開発区画で必要です。
Web対応
このオプションを選択すると、LANSA for the Webアプリケーションを開発するためにその区画を使用できます。LANSA for the Webをインストールしている場合(つまり、LANSA for the Web - Complete Web Installコンポーネントを選択した場合)は、このインジケータが選択されます。
LANSA Client使用可能
任意。LANSA Clientソフトウェアを使用している場合は、LANSA Clientが使用する区画ごとにこのオプションを選択する必要があります。
複数言語対応ヘルプもしくは複数言語非対応ヘルプ
任意。表示されるオプションは区画が複数言語対応として定義されているかどうかによって異なります。適用可能な場合、複数言語対応または複数言語非対応標準のLANSAヘルプ・テキスト・フォームをインポートします。
人事システム
任意。これは、オンライン・チュートリアルやLANSA/ADのインストールをテストするステップで使用するデモンストレーション・アプリケーションです。
目的のオプションの選択が完了したら、Enterキーを押します。
必要なオプションをすべて選択していない場合でも、インストールの完了後にいつでも手動でインポートできます。
その他のソフトウェア・コンポーネントも選択した場合は、「ソフトウェア・コンポーネントを選択する」に戻ります。
それ以外の場合は、「カスタム・インストールのサマリーを確認する」に進みます。