6 6 2 LWEBSF及びWEBLETのIBM iでのインポート

IBM i LANSA

6.6.2 LWEBSF及びWEBLETのIBM iでのインポート

LANSA for the Webの構成または開発を開始するには、LWEBSF及びWEBLETSの保管ファイルがその区画内にインポートされている必要があります。ウェブレットについては、区画はRDMLXでなくてはいけません。

以下のステップは、次の場合にのみ必要です。
インストールもしくはアップグレード・プロセス中に区画の初期化でWeb使用可能オプションを使用して、区画をWeb対応にしていなかった場合(「6.6.1 開始前のチェックリスト 」を参照)
もしくは、
LANSAのインストール後に新しい区画を作成した場合

 

LWEBSF保管ファイルをインポートするには、以下のステップを実行します。

1.   LANSAシステムに対する権限を備えるユーザー・プロファイルを使用して、IBM iにサインオンします。

2.   i5/OSコマンド行(CALL QCMD)でLANSAコマンドを実行します。

      <pgmlib>/LANSA PARTITION(ppp) DEVELOPER(A)

      ここで、pppはWeb対応にする区画です。

3.   管理タスクの処理で、[区画の初期化]オプションを選択します。

4.   区画を自動的にWeb対応にする[Web 使用可能]オプションを選択します。区画がRDMLXの場合、ウェブレットも同様にインポートされます。

5.   ジョブの完了後は、インポートのジョブ・ログを確認して、ジョブが正常に完了していることを確認します。

一般情報

LANSA for the Webを使用する予定の各区画に、LWEBSF及びWEBLETSのIBM i保管ファイルをインポートする必要があります。Web対応の各区画に対して、LANSAバージョンごとに一度のみインポートが必要です。

LWEBSF及びWEBLETSの保管ファイルはLANSAプログラム・ライブラリに格納されます。これらの保管ファイルは削除しないでください。

インポートは、区画の初期化 (インストール・プロセスでの「システムの初期化」またはアップグレード・プロセスでの「システムの初期化」を参照)中に実行できます。

インポートの完了後はジョブ・ログを必ず確認してください。

LWEBSFをインポートしていない場合にLANSA for the WebのPCベースのアドミニストレータを使用しようとすると、「定義されたファイルがLANSAディクショナリに見つかりません」という種類のLANSA妥当性検証メッセージを受け取ります。

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