NormBackColor プロパティ

LANSA

NormBackColor プロパティ

NormBackColorプロパティを利用して、背景色の色を設定します。

このプロパティの値には色の名前、Windowsオブジェクト名、またはRGB値が指定できます。 言い換えると、背景色を標準色('red'など)として、またはカスタムの色(パレットを使用してRGB値として表現)として定義することができ、更に特定のワークステーション上のWindowsオブジェクトに使用されている色と同じものを使うこともできます。 例えば、背景をWindowに設定した場合、特定のワークステーション上のウィンドウの背景色として使用されている色になります。

通常システムの色はワークステーションごとに異なります。ですからある色を強制するには色の名前を明確に定義する必要があります。 この場合、選択した色がデスクトップの他の色と比べると奇妙に映るかもしれません。またメニューのフォントや色、タイトル・バーのフォントや色、およびスクロール・バーなどの多くのWindowsコントロールはビジュアル・スタイルでは制御できないことにも注意してください。

カスタムの色を指定するには、省略記号(3つの点)のついたボタンをクリックすると、カラー・パレットが表示されます。 カスタムの色を指定する際、色はRGB(赤、緑、青)値として表示されます。 RGB値は色を得るための赤、緑、青の量を示します。 形式はRRR:GGG:BBBです。 例えば、255:255:255は白、0:0:0は黒です。

選択できるシステム色が多くあることに気がつくと思います。 WindowやWindowテキストなどは比較的明らかに分かり、コントロール・パネルに設定された色に対応しています。 その他のButtonFaceや3DMediumShadowなどのWindowsシステム色ははっきりとは分かりません。 これらの色がアプリケーションでどのような見えるのかを探しだす一番の方法は、実際に試してみることです。