コンボ ボックス

LANSA

コンボ・ボックス

コンボ・ボックスは狭いスペースに収まるリストを提供し、ユーザーはそこにエントリーを追加することができます。

コンボ・ボックスは、編集ボックスとリスト・ボックスの機能を結合したものです。 ユーザーは編集エリアに情報を入力したり、リストから項目を選択したりできます。 ユーザーがリストからエントリーを選択すると、そのエントリーが編集エリアに表示されます。

ComboBoxStyleプロパティを使用して、コンボ・ボックスのスタイル(ユーザーがエントリーを追加できるかどうかやリストがドロップ・ダウンか通常のリストなのか)を設定します。

コンボ・ボックスに表示するデータを定義するには、リボジトリ・ブラウザのフィールドまたはファイルのタブから必要なフィールドをドラッグすることから始めます。 コンボ・ボックスにドラッグされたフィールドは全てコンボ・ボックス・カラムを作成します。 このカラムには独自のプロパティがあり、これを修正できます。

コンボ・ボックスを定義した後、取り出すデータを指定し、SELECTやADD_ENTRYステートメントを使ってリストに追加します。

コンボ・ボックスに複数のカラムが存在できる場合でも、編集エリアに表示されるのは1つのカラムだけであることに注意してください。 これはDisplayPositionが1に設定されたカラムです。

実行時リスト部分でエントリーが選択されていない場合、コンボ・ボックスの編集エリアは空です。 フォームが最初に表示された時にコンボ・ボックスの編集エリアにエントリーを表示する場合は、コンボ・ボックスにフォーカスが当たっていることを確認してください。 これはTabPositionを1に設定するか、次のようなコードをフォームの初期化イベントに追加します。

GET_ENTRY NUMBER(1) FROM_LIST(#CMBX_1)

SET #CMBX_1.CURRENTITEM FOCUS(TRUE)

コンボ・ボックスを動的に作成する方法の例については、SET例67を参照してください。 動的にドロップダウン・リストを作成する

また以下も参照してください。

コンボ・ボックスのセル

コンボ・ボックスのプロパティ

コンボ・ボックスのイベント

コンボ・ボックスのメソッド