ショートカットキー
ショートカットキー・コンポーネントを使用して、実行時にショートカットキーをコンポーネントまたは一連のコンポーネントに関連付けます。ショートカットキー・コンポーネントにはPressedイベントがあり、ショートカットキーが使われると起動されます。
ショートカットキーをコンテナ・コンポーネント(フォーム、パネル、再利用可能パーツなど)に割り当てる場合、ショートカットキーは、含まれるすべてのコンポーネントに対して有効になります。言い換えると、コンテナ上のどのコンポーネントにフォーカスがあっても、ショートカットキーはPressedイベントを起動します。
ショートカットパラメータに提供された値のリストからショートカットキーを選ぶことができます。値には、ファンクションキー (Fn) およびCtrl、Alt、Shiftキー と文字の組み合わせがあります。
以下のフォームでは、ショートカットキー・コンポーネント(ショートカットはF4) がフォームに割り当てられます。フォームには2つのフィールドがあります。実行時にF4を押すと、フォームのどこにフォーカスがあっても、ショートカットキーのPressedイベントを起動します。
FUNCTION OPTIONS(*DIRECT)
BEGIN_COM HEIGHT(188) LEFT(416) TOP(153) WIDTH(425)
DEFINE_COM CLASS(#PRIM_STPG) NAME(#FORM_SHORTCUTKEY) HOTKEY(F4) PARENT(#COM_OWNER)
DEFINE_COM CLASS(#ADDRESS1.Visual) NAME(#ADDRESS1) DISPLAYPOSITION(1) HEIGHT(19) LEFT(24) PARENT(#COM_OWNER) TABPOSITION(1) TOP(24) WIDTH(363)
DEFINE_COM CLASS(#ADDRESS2.Visual) NAME(#ADDRESS2) DISPLAYPOSITION(2) HEIGHT(19) LEFT(24) PARENT(#COM_OWNER) TABPOSITION(2) TOP(56) WIDTH(363)
EVTROUTINE HANDLING(#FORM_SHORTCUTKEY.Pressed)
use builtin(MESSAGE_BOX_SHOW) with_args(OK OK 'Shortcut' '' 'Shortcut key for form pressed. ')
ENDROUTINE
END_COM
フォーカスがフィールド内にある時、フォーム上のフィールドに別々のショートカットキー・コンポーネント (同じまたは異なるショートカット) を割り当て、異なるアクションを起動することができます。
さらに、NormalChild、OwnedChildまたはStayOnTopChildのFormStyleのフォームを表示する場合、どのショートカットキー・コンポーネントをフォームのFormOwnerに割り当てても有効になります。フォーカスがSC_CHILD_1の編集ボックスの1つにある時にShift+F1を押し、SC_MAINとSC_CHILDのフォームを使用してキーを押すと、SC_MAIN内でShift+F1を押すのと同じように機能します。一方、SC_CHILD_2の編集ボックスの1つでShift+F1を押すとVisual LANSAヘルプが起動されます。