Realize メソッド

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Realize メソッド

Realizeメソッドはコンポーネントを動的に作成します。

Realizeメソッドを使って、動的にコンポーネントを表示させます。 通常このメソッドはコンポーネントのコレクションと共に使用され、コレクションのインスタンスを動的に実現化します。

例えば、フィールド#EMPNOの値をキーにしたチェック・ボックスのコレクションを定義し、社員ごとにチェックボックスを作成することができます。 このためには、以下のように定義します:

DEFINE_COM CLASS(#PRIM_KCOL) NAME(#KCOL_1) COLLECTS(#PRIM_CKBX) KEYEDBY(#EMPNO)

 

そして、このコレクションのプロパティを実行時に設定できます。 この例では、チェック・ボックスはフィールド#SURNAMEの現在値がキャプションとして利用されます。

Set COM(#KCOL_1<#EMPNO>) Parent(#COM_OWNER) Caption(#SURNAME)

 

次にこのチェック・ボックスを表示します。

Invoke #KCOL_1<#EMPNO>.Realize

 

多くのビジュアル・コンポーネントを作成する場合、それぞれ個別に実行するのではなく、新しいコンポーネント全てを含むフォームのShowFormメソッドを起動するだけでよいことに注意してください。 ShowForm/ActivateForm/MaximizeFormなどのメソッドは全て、実際の要求処理を実行する前に全てのコンテンツが実現化されていることを確認します。

メニュー項目はその親が設定されると実現化されることにも注意してください。 メニュー・バーはフォームに割り当てられてそのフォームが実現化された時にのみ実現化されます。ポップアップ・メニューは最初に必要となった時に実現化されます。 サブ・メニューは関連するメニュー項目が実現化されると、実現化されます。