Modified プロパティ
実行時のプロパティです。
Modifiedプロパティを使ってコンポーネントの内容がユーザーによって変更されたかどうか確認します。
このプロパティはユーザーがコンポーネント内で変更をした時、自動的にTrueに設定されます。 プログラム上でコンポーネントの内容が変更された場合は、Modifiedフラグはonに設定されません。
フォームとその他のコンテナ・コンポーネント(パネル、タブ、タブ・シート、グループ・ボックスなど)では、属するいずれかのコンポーネントのModifiedプロパティがTrueに設定されると、ModifiedプロパティがTrueに設定されます。 コンテナのModifiedプロパティがFalseに設定されると、これに属する全てのコントロールのプロパティがリセットされます。
ユーザーによって次のような操作が行われた場合、ModifiedプロパティがTrueに設定されます:
- ラジオ・ボタンのButtonCheckedの状態、もしくはチェック・ボックスのButtonStateプロパティを変更する
- フィールド、編集ボックス、スピン編集ボックス、複数行編集ボックスやトラック・バーで値を変更する
- コンボ・ボックスの編集部分で値を変更する、もしくはコンボ・ボックス内の別の項目にフォーカスを移動する
- リスト・ボックス、リスト・ビュー、ツリー・ビューでフォーカス/選択を変更する リスト・ビューやツリー・ビューで項目のキャプションを変更する
- グリッド・セルやプロパティ・シート項目の値を変更する、もしくはグリッドやプロパティ・シート内でフォーカス/選択を別の項目に移動する。
ツールバー・ボタンではこのプロパティが自動的にTrueに設定されることはありません。(プログラムで設定します)
コントロールの内容を処理後、ModifiedプロパティをFalseに返します。