プロパティ・シート
オブジェクトのプロパティを表示します。
プロパティ・シートを使用して、オブジェクトのプロパティを表示します。エディターの[ 詳細]タブはプロパティ・シートの例です。
通常、プロパティ・シートには、プロパティの記述とプロパティの値の2つの列があります。値は単純な値か値の一覧(ピックリスト) のどちらかです。
すべてのリスト・タイプのコンポーネントで、プロパティ・シート・コンポーネントをフォームまたは再利用可能パーツにドラッグし、プロパティ・シートの作成を開始します。次にリポジトリからフィールドをドラッグしてプロパティ・シートに列を追加します。
通常、プロパティ・シートには、プロパティの記述とプロパティの値の2つの列を定義します。プロパティ・シートでは、(リストと異なり)列はデータのフィールドに基づきません。プロパティ・シートの各エントリーは、異なるフィールドに基づく異なる属性を表示するからです。
プロパティ・シートにエントリーを追加するには:
1 プロパティ・シートのInitializeイベントで、エントリーの記述と値を指定します(以下の例では1列目はフィールド#PROPERTYに基づき、2列目はフィールド#VALUEに基づきます)。
CHANGE field(#PROPERTY) to('''First Name''')
CHANGE field(#VALUE) to(#GIVENAME)
2 エントリーをプロパティ・シートに追加します。
ADD_ENTRY to_list(#PROP_1)
3 (コンポーネントの先頭に) エントリーのデータ・クラスを定義します。
DEFINE_COM class(#GIVENAME) name(#GIVENAME)
次にInitializeイベント・ルーチンで、エントリーにデータ・クラスを割り当てます。データ・クラスは、値の表示と入力方法を処理します。
SET com(#prop_1.CurrentItem) DATACLASS(#givename)
このステートメントは、プロパティ・シートの2列目の現在のエントリーの値を#GiveNameクラスに従って表示 (および編集) するよう、プロパティ・シートに指示します。例えば、最大長は20文字で、大文字または小文字の文字を含むことができます。
プロパティ・シートにエントリーを追加するたびにこの基本的なステップを繰り返します。
プロパティ・シートの使用法の例については、『Visual LANSA 開発者ガイド』を参照してください。