オブジェクトのフィルターを指定

Visual LANSA

オブジェクトのフィルターを指定

フィルターを使用して影響リストに含む条件を定義します。

フィルターの中にはオブジェクトタイプ全てに適用されるものもあれば、ファイルにのみ適用される [ファイル タイプ] フィルターのように 1 つのオブジェクトタイプのみに適用されるものもあります。

あるオブジェクトタイプに特有のフィルターに関しては、[定義] でオブジェクトタイプを選択すると、使用可能なフィルターが表示されます。

1 つまたは複数のオブジェクトタイプに共通のフィルター、例えば [名前] や [記述] などのフィルターの場合は、[フィルター] のノードを選択します。

フィルターについて

  • 値がブランクのフィールドは非アクティブになります。ですから、フィルターを非アクティブ化するには、値の場合は削除し、ドロップダウン値の場合は *blank を割り当てます。
  • Like 演算で使用されるワイルドカードは * です。

     例えば、[名前] のフィルターの演算子が [LIKE]、値が DEM の場合、影響分析では DEM で始まる全フィールドが生成されます。

  • [EQ (等しい)] [GT (より大きい)] [LT (より小さい)] [LE (以下)] [GE (より大きい)] の演算子では * は文字として扱われます。また、[テキスト検索] を除き、値は完全に一致するものになります。

     例えば、[名前] フィルターが "[EQ (等しい)] MYTEXT" の場合、影響分析は MYTEXT という名前のオブジェクトのみを生成します。[記述] フィルターが "[EQ (等しい)] My Test Field *" の場合、影響分析では、記述が(これと全く同じ) My Test Field * であるオブジェクトのみを戻します。それ以外は何も戻されません。

  • [テキスト検索] フィルターの演算子 [EQ (等しい)] では、指定の値を含まない全てのオブジェクトが削除されます。

     例えば、オブジェクト・タイプ、フォームに対する [テキスト検索] フィルターが "[EQ (等しい)] Define" の場合、影響分析は RDML コード行に Define を含むフォーム全てを返します。

  • フィルター間の論理的関係は、論理 AND です。

     例えば、以下に示すように [名前] フィルターが [LIKE] DEM* で、[記述] フィルターが  [LIKE] Standard* の場合、影響分析リストには名前が DEM で始まり、記述が Standard で始まる全フィールドとファイルが含まれます。

この規則の例外は[テキスト検索] フィルターで、ソースコードに検索値を含む全オブジェクトが返されます。  

  • オブジェクトタイプが言語変数の場合:
  • [テキスト検索] フィルターは言語変数全てを検索します。
  • [名前] フィルターは言語変数の名前による検索のフィルターです。
  • [記述] フィルターは言語変数の記述による検索のフィルターです。ただし、これは現在の言語のみです。
  • オブジェクトタイプがメッセージの場合:
  • [テキスト検索] フィルターは全言語のメッセージを検索します。
  • [名前] フィルターはメッセージ ID による検索のフィルターです。
  • [記述] フィルターはメッセージ・テキスト内を検索しますが、現在の言語のみです。
  • ファイル検索の仮想フィルターは、以下ようなファイル全てが対象となります。
  • 仮想フィールドが存在し、かつ演算子が [EQ(等しい)] の時、この仮想フィールドの値が指定の値と同じである。
  • 仮想フィールドが存在し、かつ演算子が [NE(等しくない)] の時、この仮想フィールドの値が指定の値と同じではない。