3 8 4 オートコンプリート

Visual LANSA

3.8.4 [オートコンプリート]

オート・コンプリート機能により、タイプしている途中でコマンドやパラメータを完成させることができます。例えば、コマンド名が不完全である場合などに便利な機能です。

オート・コンプリートによる補助のタイプは、[ソース エディタ] 内の [オートコンプリート] オプションを使用して制御します。

オート・コンプリートには、以下の3つのオプションがあります。

  • [オフ] 各コマンドをユーザーが入力する必要があります。このオプションを無効にしておけば、Ctrl + スペース・バーを押すことにより、オート・コンプリートをすぐに始めることができます。
  • [プロンプター] これを選択すると、最初に入力した文字で始まるコマンドのリストが表示されます。例えば、ブランク行にSという文字を入力すると、以下のようにSで始まるコマンドのリストが表示されます。

     候補のリストを上下に移動するには、上下の矢印キーを使用します。選択項目をステートメントに追加するには、Enterキーを押します。

     [プロンプター] は、新規に LANSA システムがインストールされた場合の省略値です。また [プロンプター] は、例えば次のように対となる終了コマンドを自動的に挿入します。

  • BEGIN_LOOPを選択すると、END_LOOPを自動的に追加
  • DOWHILEを選択すると、ENDWHILEを自動的に追加

     また、必要なパラメータも追加されます。例えば、IFを選択すると、COND() がステートメントに組み込まれます。

     Ctrl + スペースを押すことで、プロンプターを表示させることもできます。(エディターのオプションでこのショートカットを Ctrl + J に変更することも可能です。)

  • [インライン]  これを選択すると、入力しているコマンドに最も近いと推測されるコマンドが表示されます。例えば、ブランク行にSと入力すると、該当するコマンドの残りの部分 (以下の例では、SELECTコマンドに対応するELECT) が表示されます。

次のトピックも参照してください。

3.8.1 エディターのルール

3.8.5 [アシスタント] タブ

Ý3.8 [ソース] タブ