2 7 Web アプリケーション モジュール WAM

Visual LANSA

2.7 Web アプリケーション モジュール (WAM)

 

Webアプリケーション・モジュール(WAM)は、1つまたは複数のWebRoutineから構成されます。どのWebRoutineも、Webデザインを1つ以上持ちます。Webデザインについては、『Webアプリケーション モジュール(WAM)』の「プレゼンテーション層」を参照してください。

テクノロジ・サービス・プロバイダ (TSP) や言語ごとに異なるプレゼンテーションが必要な場合、各 WebRoutine は複数のWebデザインを持ちます。一連の異なる言語に対して WAM を作成する場合、Web デザインの保守を最小限に抑えるには、Web デザインを複数作成する代わりに言語テキスト変数を使用することをお勧めします。

LANSA では、一連のバージョンの Web デザインを保存できます。保存する Web デザインのバージョンの数は、LANSAエディターの [WAM] - [一般] タブ内の [Web デザインバージョンの数] に設定されます。一連のバージョンを管理しておくと、Web デザインに対して変更をロールバックする必要がある場合に便利です。

RDMLX WAM コードの入力および編集は、[ソース] タブ内で実行できます。 

Webデザインの作成は、[デザイン] タブ内で実行できます。

[デザイン] タブには、[Web Page] タブ、[XSL] タブ、および [XML] タブという3つのタブがあります。

  • [Web Page] タブには、WebRoutine の Web デザインが表示されます。ここにフィールド、リスト、ウェブレットなどをドロップすると、WebRoutine のデザインが作成されます。
  • [XSL] タブでは、Web デザインの XSL ソースを編集できます。ただし、このタブの使用はお勧めしません。XSL および XPath の使用経験が浅いと、エラーおよび予期しない動作が発生する可能性があるためです。
  • [XML] タブには、WebRoutine から出力される XML のサンプルが表示されます。この XML は、最終的な HTML 出力を生成する XSL 変換に対する入力となります。この XML を編集すると、デザイン内で表示されるサンプル・データを変更できます。ただし、変更したサンプル・データは、[Webroutineのフィールドとリストのサンプルデータの保存] が有効な場合のみ、リポジトリに保存される点に注意してください。また、XML 内のフィールドおよびリスト・セクションは、ランタイムに LANSA によって生成されます。

[デザイン] タブの右上領域には、WebRoutine の名前、現在のテクノロジ・サービス・プロバイダー、および現在の言語が表示されます。テクノロジ・サービス・プロバイダの後で言語が指定されている場合、該当するデザインはその言語用になります。それ以外の場合、該当するデザインは、該当する区画のデフォルト言語用になります。上記の例の場合、WebRoutine 名は WR1、テクノロジ・サービス・プロバイダは LANSA XHTML、言語は該当する区画のデフォルト言語です。

Ý2. オブジェクトの編集