2.4.1 再利用可能パーツの作成
再利用可能パーツを作成するには [作成] コマンドを使用します。次に作成する再利用可能パーツのタイプを選択します。
再利用可能パーツには複数の異なるタイプがあります。再利用可能パーツの中には、最も単純なコードだけで作成されたものがありますが、開発過程をできるだけ簡単にできるよう、多くの行が含まれているものもあります。
全ての再利用可能パーツは最終的には同じプリミティブ・クラスから継承されており、特定のタイプを選択しても作成後の選択肢が限定されることはありません。
[パネル] |
プリミティブ・パネル (#Prim_panl) から継承された簡単なコンポーネントで、表示されるコンポーネントの中では一番シンプルです。バージョン 13 以前は、このタイプの再利用可能パーツのみが利用可能でした。 |
[オブジェクト] |
プリミティブ・オブジェクト (#Prim_Objt) から継承された簡単なコンポーネントで、表示機能はありません。 |
[フィールド ビジュアライゼーション ビジュアル ホスト] |
パネルと似ていますが、フィールド・ビジュアライゼーションの一部としてリポジトリ・フィールドの編集可能な箇所として使用されます。 作成されると、この再利用可能パーツはインターフェイス #Prim_dc.iMonitorSubject、#Prim_dc.iContextualSubject を導入し、参考としてシェル・メソッド・ルーチンとサンプル・コードが含まれます。 |
[フィールド ビジュアライゼーション 動的ピックリスト] |
ビジュアル・ホストと似ていますが、フィールド・ビジュアライゼーション動的ピックリスト用のローダー機能として使用されます。作成されると、この再利用可能パーツはインターフェイス #Prim_dc.iDynamicPicklist を導入し、参考としてサンプル・コードが含まれます。 |
[ツリー デザイン] |
パネルと似ていますが、ツリーのユーザー・デザイン・コントロール (#Prim_Tree) の表示デザイン部分として使用されます。 作成されると、この再利用可能パーツはインターフェイス #Prim_Tree.iTreeDesign を導入し、参考としてシェル・メソッド・ルーチンとサンプル・コードが含まれます。 |
[タイル デザイン] |
パネルと似ていますが、タイルのユーザー・デザイン・コントロール (#Prim_Tile) の表示デザイン部分として使用されます。 作成されると、この再利用可能パーツはインターフェイス #Prim_Tile.iTileDesign を導入し、参考としてシェル・メソッド・ルーチンとサンプル・コードが含まれます。 |
[カルーセル デザイン] |
パネルと似ていますが、カルーセルのユーザー・デザイン・コントロール (#Prim_Caro) の表示デザイン部分として使用されます。 作成されると、この再利用可能パーツはインターフェイス #Prim_Caro.iCarouselDesign を導入し、参考としてシェル・メソッド・ルーチンとサンプル・コードが含まれます。 |
[ブック デザイン] |
パネルと似ていますが、ブックのユーザー・デザイン・コントロール (#Prim_Book) の表示デザイン部分として使用されます。 作成されると、この再利用可能パーツはインターフェイス #Prim_Book.iBookDesign を導入し、参考としてシェル・メソッド・ルーチンとサンプル・コードが含まれます。 |
- 作成する再利用可能パーツの [名前]、[記述]、およびその他の詳細を指定します。詳細は、『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「コンポーネント定義」を参照してください。
- 必要な詳細を指定したら、[作成] ボタンを押して新規再利用可能パーツを作成します。
この再利用可能パーツがエディターで開かれます。
既存の再利用可能パーツをコピーするには、該当する再利用可能パーツを [リポジトリ] タブまたは [お気に入り] タブで選択した後、コンテキスト・メニューの [コピー] オプションを使用します。
次のトピックも参照してください。
『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「コンポーネント」