3 7 1 フォーム コンポーネントの 詳細 タブ

Visual LANSA

3.7.1 フォーム・コンポーネントの [詳細] タブ

エディター内でフォームが開いている時、[詳細] タブを使用して、現在作業中のコンポーネントのプロパティ、イベント、およびメソッドを表示または編集することができます。現在のコンポーネントを変更するには、このタブの上部にあるドロップダウン・リストからコンポーネントを選択するか、3.4 [アウトライン] タブまたは3.9 [デザイン] タブからコンポーネントを選択します。

コンポーネント(フォーム上のボタンなど)を選択すると、そのコンポーネントのプロパティ、イベント、およびメソッドが [詳細] タブに表示されます。

フォームの編集中、コンポーネントの [詳細] タブは次の3つのタブに分割されます。

[詳細] - [プロパティ] タブ

[詳細] の [プロパティ] タブには、現在編集されているコンポーネントの属性が表示されます。プロパティを使用して、コンポーネントのサイズや色、キャプション、コンポーネントを表示するかどうか、などを制御することができます。

[デザイン] ビューを使用してコンポーネントのプロパティを変更する場合、設計時の変更を行っているということになります。SETコマンドを使用して、実行中にコンポーネントのプロパティを変更することもできます。

例えばキャプションのように入力が必要な値もあります。事前に定義された値はリストから選択できます。

プロパティの値を変更すると、その変更は自動的にエディターの他の部分にも反映されることに注意してください。例えば、コンポーネントの高さと幅のプロパティを変更すると、同時に [デザイン] タブでそのコンポーネントのサイズが変更されます。3.8 [ソース] タブのDEFINE_COMステートメントも更新されます。

[詳細] - [イベント] タブ

[詳細] の [イベント] タブは、編集中のコンポーネントのイベント・ルーチンの作成と表示に使用します。

[イベント] タブは [ソース] タブと同期しています。

  • [イベント] タブ内のイベントをダブルクリックすると、EVENTROUTINEと、それに対応するENDROUTINEコマンドが3.8 [ソース] タブに挿入されます。
  • コンポーネントのソース・コードにイベントのルーチンが含まれていると、[イベント] タブ内のイベント名の先頭にあるアイコンが変わります。

既存のイベント・ルーチンは、[イベント] タブでそのイベント・ルーチン名をダブルクリックして探すことができます。

[詳細] - [メソッド] タブ

[詳細] の [メソッド] タブは、編集中のコンポーネントのメソッドの作成と表示に使用します。

メソッドをダブルクリックすると、そのメソッドを呼び出すステートメントが、3.8 [ソース] タブ内の、コンポーネントのソースのカーソルのある場所に挿入されます。

例えば、フォームのMaximizeFormメソッドをダブルクリックした時に、カーソルが#PHBN_1のクリック・イベントにある場合、フォームのMaximizeFormメソッドを呼び出すステートメントがクリック・イベントに挿入されます。

EVTROUTINE HANDLING(#PHBN_2.Click)

INVOKE METHOD(#COM_OWNER.MaximizeForm)

ENDROUTINE

 

Ý3.7 [詳細] タブ