5.6.8 [ヒープの検証]
このパラメータは、ヒープの検証レベルを指定します。このパラメータは、製品ベンダーから要求されない限り変更しないでください。この値の使用は、Microsoft Exceptionによって規定されています。ITRO=Yと指定しなくても、ヒープの検証は実行できます。ITRO=Yと設定しても、ヒープの検証にトレース・メッセージが追加されるだけです。トレース・メッセージはしばしば併用され、製品ベンダー用の詳細な診断情報を提供します。
このパラメータは、Visual LANSA X_RUNパラメータITHPにマッピングされます。
X |
コード内で設定されている省略値を使用します (N:GAバージョン、G:内部デバッグ・バージョン)。 |
N |
ヒープの検証はありません。 |
G |
バイトを保護し、ポインターを有効にします。 |
P |
ポインターのみ検証します。 |
H |
P + ポインターが存在するヒープ全体を検証します。 |
A |
H + 全ヒープを検証します。 |
T |
H + トレースを検証します。 |
Z |
A + トレースを検証します。 |
次のトピックも参照してください。
『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「プロセス・パラメータ」