6 2 ブレークポイントの設定

Visual LANSA

6.2 ブレークポイントの設定

デバッガーは、ブレークポイントにより、特定のコード行を実行する前に停止するよう指示されます。詳細は、「6.2.1 ブレークポイント」、および「6.2.2 ブレークポイントのプロパティ」を参照してください。

ブレークポイントは、いつでもコード内で設定できます。ブレークポイントを設定する際、デバッガーがアクティブである必要はありません。ブレークポイントは、ソース・コード定義の一部として保存されます。

ブレークポイントを設定するには、ステートメントにカーソルを置いた状態で、リボンの [ブレークポイント切替] コマンドを使用するか、右クリックしてコンテキスト・メニューから [ブレークポイントのセット] を選択します。また、F9キーを押してもかまいません。ブレークポイントは、実行可能なコマンドが記述されている行にのみ設定できます。たとえば、コメント行やGROUP_BYコマンドにブレークポイントを設定することはできません。

また、デバッグ・セッションの実行中に、編集のために他のオブジェクトを開いて、必要なブレークポイントを設定することも可能です。

エディターでオブジェクトを開いていない場合でも、ブレークポイントが設定されていれば、ブレークポイントが検出された時点でオブジェクトは自動的に開きます。

アプリケーションのデバッグを開始すると、最初のブレークポイントが設定されているステートメントで実行が停止されます。アプリケーションが停止したら、6.3 デバッグ値6.4 呼出しスタックを参照して、アプリケーションの現在の状態を調べることができます 。

デバッグを継続するには、[実行を続ける] コマンド (F5) を使用するか、[ステップ] (F8) オプションおよび [ステップ オーバー] (Shift + F8) コマンドを使用して、1ステートメントずつ進めます。

ブレークポイントを使用不可にする、もしくは削除するには、 [ブレークポイント切替] コマンドか、[6.2.1 ブレークポイント] タブ内の ブレークポイントツールバーを使用します。

次のトピックも参照してください。

6.2.1 ブレークポイント

6.2.2 ブレークポイントのプロパティ

Ý6. アプリケーションのデバッグ