7.1 トレース・ハンドラーの作成
まず最初にアプリケーション内にトレース・ハンドラーとして使用するオブジェクトを作成する必要があります。このオブジェクトには Visual LANSA により提供されている iTraceHandler インターフェースが導入されている必要があります。これには次のようなメソッドが含まれています。
- Initialize – トレース・ハンドラーがアプリケーション用のアクティブなトレース・ハンドラーとしてインストールされると起動されます。
- Terminate – トレース・ハンドラーがアンインストールされると起動されます。
- TraceMessage – RDML コード内で TraceMessageText または TraceMessageData メソッドのいずれかが起動された時に呼び出されます。
- TracingState – RDML コード内で TraceMessageText または TraceMessageData メソッドのいずれかが起動された時に呼び出されます。
このトレース・ハンドラー・オブジェクトをアプリケーションの一部としてインストールする必要があります。これは実行時にシステム・トレース・ハンドラーとして作動します。
詳しくは、「7.2 トレース・ハンドラー例」を参照してください。