Security Platform ウィザードを使用する

Infineon Security Platform

Infineon Security Platform ソリューション

Security Platform ウィザードを使用する

Security Platform ソリューションは集中管理されたアクセス ポイントとして設定ツールを使用し、Infineon Security Platform を管理します。初めとそれに続く設定タスクは、ウィザードによって進められます。

ウィザード ページ

ようこそページ

このページはウィザードの最初のページです。 このページでは、ウィザードの目的を説明しています。
全てのウィザード機能が必要になった場合のみ、このページが表示されます。定義済み管理タスクを実行するために設定ツールからウィザードを起動する場合、このページは表示されません。

中間のウィザード ページ

これらのページでは、ウィザードのタスクを実行するために必要な情報を収集して入力するための指示が表示されます。

確認ページ

確認ページでは、関連するすべての情報とこれから実行する操作が要約されています。

ここまでは、変更は一切行われていません。次へをクリックすると、リストアップされた操作のみが実行されます。

完了ページ

このページはウィザードの最後のページです。 ウィザードの完了について (成功したか失敗したかを) 通知し、完了したすべての操作をリストアップします。  

Security Platform 機能を使用する前に設定プロセス全体で別のウィザードを起動する必要がある場合、次のウィザードを自動的に続行することを選択することができます。
例: Security Platform を初期化または復元 (プラットフォーム初期化ウィザード) した後、ユーザーの初期化または復元 (ユーザー初期化ウィザード) を続行することができます。

Security Platform 初期化ウィザード の完了ページで、大幅な変更を伴いシステム バックアップ アーカイブを更新するため、自動バックアップを実行するかどうかを決めることができます。このオプションは、コンピュータ ポリシー システム バックアップの即時実行 が設定されていない場合にだけ利用可能です。

ウィザードの進捗状況の表示

ウィザードの右上隅にあるウィザード進行表示は、必要とされるウィザードのステップと、現在のステップを表します。このウィザード進行表示は複数の設定ページとステップを含むすべてのウィザードによってサポートされます。 それは、タスクを実行するために必要なステップを表します:

  • それぞれの手順は小さな長方形で表されます。
  • 現在の手順を表す長方形が強調表示されます。
  • 長方形の上にマウスのポインタを移動すると、それぞれの手順に関する情報が表示されます。

障害が発生した場合のウィザードの動作

障害が発生した場合、Security Platform を対象とした変更は実行されません。その代わり、エラー メッセージが表示されます。

ウィザードを実行するための一般的な前提条件

前提条件 説明

Windows の管理者権限と Windows ポリシー

Security Platform 初期化ウィザード / Security Platform クイック初期化ウィザード (プラットフォームがまだ初期化されていない場合):
現在のユーザーは Windows の管理者権限を持っている必要があります (現在のユーザーは管理者グループのメンバーでなければなりません)。
Trusted Platform Module が無効になっているシステムでは、現在のユーザーは、コンピュータを再起動する許可が与えられている必要があります。

Security Platform のポリシー

Security Platform ウィザードへのアクセスは、プラットフォームの設定を許可する ポリシーと ユーザーの設定を許可する ポリシーによって制限できます。

ユーザーの状態

パスワード リセット ウィザード、PKCS #12 インポート ウィザード:
現在のユーザーは初期化された Security Platform ユーザーでなければなりません。

Security Platform と Trusted Platform Module の状態

Security Platform 初期化ウィザード:
エラーの原因として、以下の要素が考えられます:
  • Security Platform のセットアップ後、Infineon Security Platform の所有者権限が変更された。
  • Trusted Platform Module に所有者がいるにもかかわらず、Infineon Security Platform がまだセットアップされていない。

すべてのウィザード:
Trusted Platform Module に接続する必要があります。エラーの原因として、以下の要素が考えられます:

  • Trusted Platform Module が無効または一時的に無効
  • Trusted Platform Module が見当たらない
  • ドライバ ソフトウェアに問題がある

Infineon Security Platform の状態に関する詳細は、ここでご覧になることができます。

一般的な設定の一貫性

すべてのウィザード:
Security Platform 設定は、同じ状態になっている必要があります。
エラーの原因として、以下の要素が考えられます。
  • 無効なバックアップ アーカイブの構成設定。
  • 緊急時復元用トークンまたはパスワード リセット トークンを作成することができない。

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