Infineon Security Platform ソリューション - Security Platform クイック初期化ウィザード |
シークレット データ
このダイアログは生成されたシークレット データを表示します。
リムーバブル メディア (例えば USB フラッシュ ドライブ) をウィザードの出力を保存するために選択しなかった場合、生成された全てのシークレット データを印刷、保存もしくは記憶しなければなりません。 シークレット データの量とタイプは、以前のプラットフォームとユーザーの状態、及び選択したそれらの保存場所によって異なります。 |
次の表では、生成されたシークレット データと対応するファイルに関する詳細を説明します。リムーバブル メディア (例: USB フラッシュ ドライブ) あるいはハード ディスク (HD) をウィザードの出力保存先に選んだ場合、USB と HD という分類が、そのシークレット データやファイルの作成、保存先を示します。
タイプ | 目的 | 範囲 | 対応ファイル |
所有者パスワード (USB、 HD) | 重要な Security Platform 管理タスクの実施に要求される。 | プラットフォームに固有。このウィザードを開始したときに、プラットフォームがまだ初期化されていなかった場合、プラットフォームに固有な初期化ステップで自動的に作成します。 | 所有者パスワード バックアップ ファイル (USB) 既定のファイル名: SpOwner_<PC>.tpm <PC> は、コンピュータ名。 ウィザードの出力の保存にリムーバブル メディア (例えば USB フラッシュ ドライブ) を選んだ場合にのみ、作成、保存されます。 この場合、リムーバブル メディアから所有者パスワード バックアップ ファイルを取得して使うことができるので、所有者パスワードを記憶する必要はありません。 |
緊急時復元/パスワード リセット トークン パスワード (HD) | 緊急時復元を実施したり、基本ユーザー パスワードをリセットするために必要な、統合された緊急時復元/パスワード リセット トークンを保護する。 | プラットフォームに固有。リムーバブル メディア (例えば USB フラッシュ ドライブ) をウィザードの出力の保存に選ばなかった場合で、このウィザードを開始したとき Platform がまだ初期化されていなかった場合、プラットフォーム固有の設定ステップで自動的に作成します。 | 統合された緊急時復元/パスワード リセット トークン ファイル (USB、HD) 既定のファイル名: SpToken_<PC>.xml <PC> は、コンピュータ名 リムーバブル メディア (例えば USB フラッシュ ドライブ) に保存される場合、このトークンは専用パスワードを必要としません。 |
パスワード リセット シークレット (USB、HD) | 基本ユーザー パスワードをリセットするために必要なユーザーの個人シークレット | プラットフォームに固有。このウィザードを開始したときにプラットフォームがまだ初期化されていなかった場合、ユーザーに固有な初期化ステップで自動的に作成します。 | パスワード リセット シークレット ファイル (USB) 既定のファイル名: SpPwdResetSecret_<PC>_<User>.xml <PC> は、コンピュータ名, <User> は、ユーザー名 (ローカル ユーザー) または、ユーザー名とドメイン名 (ドメイン ユーザー) 。 ウィザード出力の保存に、リムーバブル メディア (例えば USB フラッシュ ドライブ) を選択した時のみ作成し保存されます。この場合、リムーバブル メディアからパスワード リセット シークレット ファイルを取得して使うことができるので、パスワード リセット シークレットを記憶する必要はありません。 |
シークレット データの取り扱いに関する一般的なヒント:
パスワードの処理をご参照ください。
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