拡張認証プロトコル (EAP)

Infineon Security Platform

Infineon Security Platform ソリューション

拡張認証プロトコル (EAP)

拡張認証プロトコル (EAP) は PPP (Point-to-Point) プロトコルを拡張したものであり、仮想プライベート ネットワーク (VPN: Virtual Private Network) 環境の安全性を強化するために使用されます。

EAP は VPN テクノロジのセキュリティ機能と認証メカニズムを強化するプロトコルです。EAP は他の認証方式よりも、総当り攻撃、辞書攻撃、パスワード類推などに対して高いセキュリティを提供します。そのため、EAP は安全な仮想プライベートネットワーク (VPN) 接続に不可欠の重要な技術要素になります。

このようなセキュリティ強化を実現するため、EAP では認証局 (CA: Certificate Authority) テクノロジと Security Platform テクノロジが使用されます。VPN で EAP を使用するためには、EAP 認証を有効な認証方式として受け入れるようにサーバーとクライアントを設定する必要があります。また、それらのサーバーとクライアント上でユーザー証明書 (X.509) を使用しなければなりません。

©Infineon Technologies AG