Security Platform の機能

Infineon Security Platform

Infineon Security Platform ソリューション - 初期化ウィザード

Security Platform の機能

このページでは、バックアップなどの Security Platform の機能を、すべてのユーザーに対し設定することができます。

サーバー モードでは、このウィザード ページは利用できません。Security Platform の機能、つまりバックアップパスワード リセット、及び拡張認証の設定タスクは、Trusted Computing Management Server によって処理されます。BitLocker 機能は、マイクロソフト コントロールパネル アプレットで設定できます。

次の表では、すべての Security Platform の機能を説明します。

機能 説明
自動バックアップ (緊急時復元を含む) このボタンをクリックすると、自動 Security Platform バックアップを設定することができます。
自動バックアップの設定を強く推奨します。そうしないと、緊急時にすべてのユーザーのデータが失われます。

ポリシー 緊急時復元を含むバックアップの設定を強制する が有効になっている場合は、この機能のチェックマークを外すことはできません。

パスワード リセット この機能にチェックマークを入れると、すべてのユーザーに対してパスワード リセット トークンを作成することができます。
パスワード リセットの設定を強く推奨します。設定しないと、基本ユーザー パスワードをリセットすることができなくなります。

ポリシー パスワードのリセットの設定を強制する が有効になっている場合は、この機能のチェックマークを外すことはできません。
この機能は、1 回しか設定することはできません。
パスワード リセットが既に設定されている場合、この選択は無効になります。

BitLocker この機能にチェックマークを入れると、ディスク上のデータ暗号化に、Trusted Platform Module を利用して BitLocker ドライブ暗号化を使用できます。

この機能は、オペレーティング システムが BitLocker ドライブ暗号化をサポートしている場合 (例: Windows 7 と Windows Vista の Enterprise と Ultimate エディション) のみ利用可能です。

拡張認証 この機能にチェックマークを入れると、拡張認証をすべてのユーザーに有効にしたり、認証デバイスの選択を変更したりすることができます。

この機能は、拡張認証のプラグインが、少なくとも1つインストールされていなければ、使用することはできません。ウィザードを開始する前に Security Platform が初期化されていない場合、この機能は使用できません。

辞書攻撃防御 この機能にチェックマークを入れると、各種の認証に対する攻撃が何回行われたら辞書攻撃防御が作動するかを設定することができます。辞書攻撃防御の設定をご参照してください。

この機能は、Infineon Trusted Platform Module 1.2 を搭載した Security Platform で、ポリシー 辞書攻撃しきい値 が設定されていない場合のみ使用できます。 ウィザードを開始する前に Security Platform が初期化されていない場合、この機能は使用できません。


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