Infineon Security Platform ソリューション

Personal Secure Drive の設定

Personal Secure Drive は他のドライブと同じように見えて、使用することができますが、物理的なドライブがコンピュータに接続されているわけではななく、あなたのコンピュータのローカル ドライブの 1 つに保存された、暗号化されているファイルです。Personal Secure Drive を設定するときは、ドライブの容量や保存するローカル ドライブを指定する必要があります。

次の表では、このウィザード ページの使用法に対するヒントを説明します。

ダイアログ要素	説明
容量	表示されたフィールドに必要な容量のメガバイト (MB) 数を入力するか、フィールドの右側にある矢印を上下に操作して容量を選択します。 リムーバブル メディア (例: USB フラッシュ ドライブ) によるローカル ドライブもサポートしています。 必要な容量のディスク スペースが、Personal Secure Drive 専用に使用する目的で、このローカルドライブに確保されます。ローカル ドライブ上に Personal Secure Drive に対して十分な空き領域があることを確認してください。 サーバー モードにおいて、複数のプラットフォームで PSD を使いたい場合、リムーバブル メディアに PSD を作成するようお勧めします (Personal Secure Drive の紹介を参照) 。 この場合、全てのプラットフォームで使用可能なドライブ文字を使ってください。 PSD イメージ ファイルを保存するドライブを選択してください。
PSD イメージ ファイルを保存するドライブを選択してください	ポリシー Personal Secure Drive のファイルの場所 を設定すると、ドライブの選択は無効になります。

PSD の最大容量

Personal Secure Drive の容量は設定した後では変えられないため、容量を要求に対して十分大きく設定してください。

ファイル システムに一定の容量が割り当てられるため、ドライブ容量をすべて使うことはできません。これはオペレーティング システムに依存し、そして特に小さな容量のドライブの場合は注意が必要です。更に、PSD の内部データが PSD の最大容量を若干少なくします。

また、PSD ドライブの最大容量にも制限があることにご注意ください:

• FAT16 ボリュームの場合、PSD ドライブの最大容量は 2 GB です。
• FAT32 ボリュームの場合、PSD ドライブの最大容量は 4 GB です。
• システム パーティション上の PSD の最大ドライブ容量は、ポリシー PSD 作成後の最小空き領域 によって制限されています。

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