暗号化ファイルシステム (EFS) の設定

Infineon Security Platform

Infineon Security Platform ソリューション - ユーザー初期化ウィザード

暗号化ファイルシステム (EFS) の設定

このウィザード ページを使って、暗号化された EFS データに容易にアクセスできる方法を設定することができます。Security Platform による保護のない Microsoft EFS に戻ることも可能です。

次の表では、このウィザード ページの使用方法に対するヒントを説明します。

ウィザード ページ要素 説明
EFS フォルダ このオプションを選択すると、暗号化されたフォルダDocuments\暗号化されたデータ または My Documents\暗号化されたデータ (オペレーティング システムによる) を作成することができます。

このオプションは使用できない場合があります (例: 既に EFS フォルダを作成済みの場合、または desktop.ini の設定のためやファイル システム形式が FAT32 のため)。

デスクトップ ショートカット デスクトップ ショートカットから EFS フォルダにアクセスしたい場合、このオプションを選択します。

既にデスクトップ ショートカットを作成済みのとき、チェックボックスのチェックマークを外すと、(途中で名前の変更もしくは移動をしていない限り) ウィザードは既存のショートカットを削除します。

戻す... Security Platform による保護のない 既定の EFS 機能 (Microsoft EFS) に戻すには、ここをクリックします。

Microsoft EFS に戻った後、ファイルとフォルダの暗号化は次のように動きます:

  • EFS 証明書と秘密キーが使用可能である限り、すべての暗号化されたデータにアクセスできるようにします。EFS に復帰後、Security Platform ソリューションを使って暗号化されたファイルに最初にアクセスするとき、 EFS 証明書、秘密キー並びにユーザー認証が要求されます。 当該ファイルにアクセスするとすぐに、それは新しい Microsoft EFS 証明書を使って自動的に再暗号化されます。
  • 新しいファイルは、オペレーティング システムに含まれる (Security Platform による保護のない) Microsoft EFS を使って暗号化されます。

推奨: これらのファイルにアクセスしたいが、EFS証明書と秘密キーが利用可能であることを保証することができない場合は、既存の EFS ファイルを復号してください。

このボタンは、EFS が設定してあり、再びそれを設定するよう選択した場合にだけ利用することができます。

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